最近はホームセンターなどでも、簡単にスキレットが手に入るようになりました。サイズも扱いやすい小型のものが多く、しかもお手頃価格で手に入ります。
ミニサイズでも肉厚のスキレットは、料理によってはダッチオーブンよりも使いやすかったり、向いていたりするもの。今回はそんなスキレットが活躍するキャンプレシピをご紹介します。

じゅわっとフレンチトースト

・材料
バゲット（フランスパン）　1本
牛乳　500cc
卵　2個
バター　適量
ホイップクリーム
バニラアイス

・作り方
①バゲットは好みの厚さにカットする。目安は8等分。
②ボウルに牛乳を入れ、バゲットを浸してスポンジのように軽く潰しながら牛乳を吸わせる。
③スキレットを熱して、バターを多めに溶かす。
④別のボウルに卵を溶きほぐす。牛乳を浸したバゲットを少しだけ絞ってから卵液にくぐらせて両面焼く。
⑤お好みでホイップクリーム、バニラアイスを添えて、最後に粉糖を振る。

牛乳と卵を別にすることで、中が固まることなく、じゅわっとしたフレンチトーストが出来上がります！
アイスやクリームを乗せない場合、牛乳に砂糖を溶かすか後で、シロップなどをかけてくださいね。

パエリア

・材料
あさり　200g
パプリカ　赤･黄各1/2個
たまねぎ　1/2個
.顆粒だし　小2
米　2合
白ワイン　1/2カップ
にんにく　1かけ
オリーブオイル大さじ1
万能ねぎ　適量

・作り方
①砂抜きをしたあさりと、白ワインを鍋に入れて強火にかけ、ふたをしてあさりの口が開いたら火を止める。
②あさりと、だし汁を鍋から出して分けておく。だし汁に水を加えて380mlにする。
③パプリカ、たまねぎは1cm角、にんにくはみじん切りにする。
④スキレットに、オリーブオイルとにんにくを入れて香りを出す。
⑤中火にして、パプリカとたまねぎを加え、塩を少々振って炒める。
⑥顆粒だしと生米を加えて、さらに1～2分炒め、①のだし汁を加える。
⑦強火で木べらで混ぜながら水分を飛ばす。汁気がなくなり、底が見えるようになるまで木べらで混ぜる。
⑧弱火にして、あさりをのせてアルミホイルでふたをし15分ほどおく。
⑨火からおろして5分くらい蒸らす。
⑩小口切りにした万能ねぎを散らす。

お好みで有頭海老やムール貝を乗せると見た目も豪華です。大きいスキレットがあるときにはぜひ挑戦してみたいですね。

スキレット餃子

・材料
豚挽肉　100g
キャベツ　大6～7枚
塩　大1/2
塩・こしょう・さとう　適量
酒・オイスターソース・ごま油　小1
すりおろしにんにく・しょうが　小1/2
酒・ごま油　小1
餃子の皮 (大判)　14枚
ごま油　大1
熱湯　適量

・作り方
①キャベツはざっくりとみじん切りにし、塩もみする。
②豚挽肉を粘りが出るまでこねたら、①（水切りしない）と調味料を入れる。
③皮で包み、打ち粉をした台に並べておく。
④スキレットを煙が出るまで熱し、ごま油の半量を全体にいきわたるように入れる。
⑤餃子を並べる。あまり隙間がない方がひっくり返しやすい。
⑥軽く焼き色が付いたら熱湯を餃子の1/3程度が浸かるくらいまで入れる。フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
⑦ふたを開けたら残りの蒸気を飛ばし、ごま油をかけてカリッと焼きあげる。
⑧焼きあがったらさかさまにお皿に出し、滑らせるようにスキレットに戻す。

鉄鍋餃子ならぬ、スキレット餃子！肉厚のスキレットならカリッと仕上がります。
みっちみちに詰まった見た目もおいしそうですね！
スキレットは小さくても重いので、皿にひっくり返すときは火傷などしないように十分注意してください。

いかがでしたでしょうか。
スキレットは、そのままお皿としてリザーブしても、オシャレなのが魅力。
黒いので、白や赤っぽい料理がとても映えます。ぜひテーブルに並べてみてください！

written by ashitamago