ユニークな形状には理由がある!燕三条のメーカーが作った四角いケトル『TSBBQ スクエアケトル[TSBBQ-016]』が新発売

日本各地に「金物の町」としてアピールする町は多くありますが、その中でも新潟県燕市・三条市を中心とした「燕三条地区」は代表的な町です。

「燕三条地区」の金物としての起源は室町時代にさかのぼり、江戸時代における和釘の一大生産地として江戸で多かった大火からの家々の復興のために使われていました。その他にも近くに銅鉱山があり銅器の生産も盛んでしたが、明治期になり主に生産していた和釘・煙管・矢立の需要が減ると衰退しましたが、大正時代に金属洋食器生産を始め復活し今に至っています。

そこで今回は、燕三条のメーカーが作ったユニークな金物ギアが新発売されましたので紹介したいと思います。

メーカー紹介

今回紹介するギアは、新潟県燕市に所在する「杉山金属株式会社」が製造し、インターネットショッピングサイト「村の鍛冶屋さん」を運営する「株式会社山谷産業」が販売をしています。

「杉山金属株式会社」では、キッチンウエアを中心にアイデア商品を開発しており、スティックパンケーキメーカーや消煙グリラー ヘルシートークなどもおススメ商品です。

「杉山金属株式会社」が開発した新ギアとは?

2021年6月21日に新発売された「杉山金属株式会社」が開発した新ギアは『TSBBQ スクエアケトル[TSBBQ-016]』といいます。

製品特徴

『TSBBQ スクエアケトル』は、文字通り四角い形をしたケトル(やかん)です。

薄型コンパクトなのに大容量

丸形が常識だったケトルを四角くしたことによって、厚さが5cmという薄さに対して700mlというカップ麺が2つ作れる容量を確保しました。

四角くしたことによるメリットとは?

四角い形にしたことによって、熱源と接する面積が多くなり熱効率が良くなります。この形状により、湯を沸かす時間を短縮することが可能です。またスクエアな形状により、持ち手を畳むことによって収納時のおさまりが良くなります。

注ぎ口は水垂れしにくい

注ぎ口もスクエアな形状に合わせて作られており、コーヒードリップのような少量ずつの注ぎにも対応しておりしかも水垂れがしにくい構造となっています。

蓋にも秘密が

蓋部分には、6カ所の凸部が設けてあり沸騰した際の蒸気が横に逃げる構造となっています。このことにより持ち手が熱くなることを防いでいます。

また、スクエアな形状にするため蓋にはつまみが付いておらず、サイドにツメが付いており回転させることにより本体にロックさせる「回転ロック式」を採用しています。

製品仕様

材質本体/ステンレス鋼(クロム18%、ニッケル8%)
本体底面/ステンレス鋼(クロム18%)
サイズ幅/約160mm、奥行/約160mm
高さ約51mm
適正容量700ml
重量597g
使用可能熱源IH電磁調理器(100V、200V)、ガスコンロ、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、電気プレート、炭火

価格と販売方法は?

『TSBBQ スクエアケトル』は、インターネットショッピングサイト「村の鍛冶屋さん」にて販売されています。

価格は、7,150円(税込)となっています。

まとめ

今回は、燕三条のメーカーが作ったユニークな金物ギア『TSBBQ スクエアケトル[TSBBQ-016]』を紹介しました。

ケトルは湯を沸かすのに便利なギアですが、そのまん丸い形状によりアウトドアに持って行く際の収納には苦労します。今回紹介したギアは四角い上に薄型なので収まりやすく便利です。しかもその形状ゆえストーブにかけたときの安定性も抜群です。

興味のある方は、「村の鍛冶屋さん」をチェックしてみてください。