2022年2月にMakuakeに登場した、銅製の四角いクッカー『TSBBQ 銅スクエアパン』。
4月には一般販売も開始され、TSBBQファンや銅ギアに興味ある方は早速ゲットされたのではないでしょうか?
筆者も、銅製のクッカーがほしいとずっと思っていた矢先、Makuakeにて一目ぼれしてしまい思わずポチリ。
使ってみた感想をレビューしてきます!
新光金属×TSBBQ 銅スクエアパン(TSBBQ-030)
Makuakeの先行販売を申し込んでいましたので、4月28日に自宅に届きました。
箱を開ける瞬間は、何度経験してもワクワクするものです。
開封してすぐに目につくのは1枚の紙(取扱説明書)。
お手入れ方法や使用上の注意事項が記載されています。
セット内容について
セット内容は以下の3点
- ハンドル
- 木製のフタ
- 本体
フタは、お皿やまな板として利用も可能です。
パッキングについて
固形燃料を使用するという前提で、どのように収納するかを考えてみます。
用意したのは以下の一式
- 銅スクエアパン
- ライター
- 折りたたみ式カトラリー
- 固形燃料
- ストーブ台※100円均一
- 固形燃料受け皿※100円均一
※使用後の片づけが容易になるため、「固形燃料受け皿」を使用しています。
※気にならない方は、なくても全く問題はありません。
まず……
ハンドルが結構大きいです。
ハンドルを入れると、ストーブ台が入りません。
ハンドルまたはストーブ台のいずれかを出せば、一式収納できます。
では、ハンドルを入れなかった場合はどのようにするのが良いでしょうか?
ハンドル自体の横幅があるため、フタのくぼみにはまりません。
ハンドルの頭部分を出すとはまりますが……
どのように持ち運ぶかは、今後使ってみながら考えていくつもりです。
固形燃料一つでお肉を焼いてみる
本製品の売り!
「熱伝導がよいので、固形燃料一つでお肉が焼ける」
じゃ、お肉を焼かなくてはいけませんね!!
使用するのは100円均一で購入した固形燃料(25g)
おまけでもらった牛脂を全体に慣らしていきます。
厚切りでないせいかもしれませんが、ほんの数分で焼き色がつきました。
固形燃料は約20分ですが、15分以上も余力があるため、急きょ野菜も一緒に焼きます。
結論
ソロキャンプなら固形燃料1つでお肉と野菜も焼けて、満足な仕上がりとなるでしょう。
※大食いさんは、別途メスティンでご飯を炊けばOK
厚焼き玉子に挑戦!
「銅のフライパンで焼いた厚焼き玉子は、しっとりとうまい」と、以前どこかで聞いたことがある筆者。
今回の銅スクエアパンを買った目的は、普段は厚焼き玉子を作るためのクッカーとして、キャンプではフライパン替わりとして使いたい!という思いがありました。
どのような焼き上がりになるのでしょうか?
試してみます。
油をたっぷり入れ本体を温めていきます。
※筆者は、しっとりとした厚焼き玉子が好きなため水分多めのレシピで作っております。
※そのため、油をしっかりとしかないと大惨事となります。
余分な脂をとり、弱火にしたら卵液を流していきます。
クルッとまるめます。
油を追加で引いて、再度卵液を流します。
何度か繰り返し、完成です。
ちょっと見た目がいまいちな仕上がりになってしまいまいた。
ですが、味はばっちりでした。
厚焼き玉子を焼いた感想としては、ハンドルがガシッと固定しないためやりづらいです。
また、側面中央をしっかりハンドルでつかまないと、安定感がありません。
食材を焼くだけなら問題はありませんが、フライパン本体自体を動かしたい料理では、少し面倒だなと感じました。
まとめ
ロマン溢れる、銅製クッカー『TSBBQ銅スクエアパン』を紹介しました。
フッ素樹脂(加工)されたクッカーと比較すると、面倒くさいクッカーではありますが、その手間も楽しめる、「キャンパー心をくすぐる」クッカーです。
ただし、油をしっかり引かないとめちゃくちゃ焦げ付くので注意です!
収納袋は付属していません。
追加で購入するか、別のもので代用する必要があります。
個人的には、パーツが分かれる商品ですので収納袋は標準にしてしかったですが……
すっきりとしたスクエアボディで、持ち運びしやすいソロキャンパーのためのクッカーです。
自分だけのコンパクトなクッカーをお探しの方はいかがですか?
written by 水木 幸