メインランタンを探しているのならば、サイトを明るく照らすマントル使用のガスランタンがピッタリ。
ですが、夜も更けてきて焚火の篝火だけでゆったりと過ごす時間やソロキャンプなどでそこまでの明るさを必要としない時もあります。
そんな時にぴったりなのは、手元を優しく照らすガスランタン(キャンドルランタン)。
明るさはさほどありませんが、手元だけを照らしたい時や雰囲気を味わいたい時にぴったりのランタンです。
本記事では、マントルを使用しないOD缶を燃料とするおすすめガスランタンを紹介します。
ガス缶と本体だけで手元を照らすキャンドルランタン
「マントル」とは、ランタンの中心部分に装着してつかう光源になるものです。
使用前に空焼きをして灰化させて使うため、ちょっとした衝撃で簡単に破れてしまいます。
マントルが破れた状態で使用するとホヤ(ランタンを覆うガラス部分)にひびが入ったりするため、新しいのに交換する必要があります。
マントル自体も安いものではないため、こまめに交換…となると少しガスランタンの使用を躊躇する要因にもなります。
ですが、このマントルを使用するランタンか否かで明るさが段違いに異なります。
メインランタンをお探しならば、マントルを使用するランタンをおすすめします。
マントルを使用しないメリット
マントルを使用しないランタンのメリットは主に以下の2点にあります。
- 消耗品であるマントルのランニングコストがなくなる
- マントルを装着して焼く‥といった手間がない
ガスを出しライターなどで引火するだけでの簡単操作で、キャンドルのようなほのかな灯りが楽しめます。
決して明るいあかりではありませんが、ゆったりとした雰囲気を味わい時には最適なランタンです。
基本的な使い方
マントル不使用のランタンは基本的にはどれも同じように使うことができます。
別途用意するのはOD缶。
本体とOD缶を接続し、つまみを回してガスを出します。
あとは、ライターなどでガスに引火させるだけでOKです。
オススメ5選
コールマン ルミエールランタン
ガスの炎が静かに揺らめくコールマンのキャンドルランタン。
手元を優しく照らす灯りに癒されます。
- 本体サイズ:約 幅7.3×奥行6×高さ18.3cm
- 重量:約210g
- 燃焼時間:約28~38時間(230g缶使用時)
スノーピーク リトルランプ ノクターン
「残り少ないガスカードリッジを有効に使いきる」というコンセプトのもとに開発された商品であり、2016年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
煙突効果でスムーズに着火できますが、風に弱いという弱点があります。
ホヤのデザインが異なる限定モデルが販売されており、コレクター心をくすぐる商品です。
- サイズ:幅4.2×奥行 4× 高さ 10.5cm
- 重量:102g
- 燃焼時間:約35時間 ※ギガパワープロイソ/イソ 250(220g)使用時
キャプテンスタッグ UF-19 キャンドル ガスランタン
風に強いキャンドルランタンを探すなら、こちらがおすすめです。
メーカー販売希望価格よりも安く取り扱っているショップが多く、3500円前後のお得な価格で入手が可能です。
- サイズ:外径4.6×高さ15.6cm(つまみ含まず)
- 重量(約):155g(ガスランタンのみ約110g)
- 燃焼時間:約32時間 ※CS-250(230g)使用時
Fire-Maple オレンジガスランタン
コロンとしたフォルムがユニークなキャンドルランタン。
根元部分が金属で覆われているため下方への灯りが届きにくくなってはいますが、点火口を塞げるようになっており安定した火を楽しめます。
また、かなり風に強いのが特徴です。
- 本体サイズ:幅 5×高さ 13.4cm
- 重量:140g (本体)
- 燃焼時間:約56時間(230g缶使用時)
SOTO プラチナランタン SOD-250
プラチナの触媒作用を利用した、マントル/ホヤがいらないユニークな形状のランタン。
マントルの空焼きなどの手間はもちろん、ホヤすらないため衝撃に強いのが魅力です。
明るさも120ルーメンもあり、ソロキャンプやサブランタンとしても使えるランタンです。
- 本体サイズ:幅7.7×奥行6.5×高さ11cm
- 重量:210g
- 燃焼時間:約6時間 ※SOD-725T(230g)缶使用時
まとめ
揺れる炎とほのかな灯りが魅力のマントル不使用のランタンを紹介しました。
メインランタンとしては心もとないももの、手軽に使えるのが魅力です。
また、少量残ってしまったガス缶を使いきることができるのも嬉しいポイントです。
使い方もとても簡単ですので、キャンプでの雰囲気作りや停電時のちょっとしたあかりにも便利です。
気になった商品がありましたらチェックしてみてくださいね。
written by 水木 幸