タイニーハウスは、英語では「tiny(とても小さい)」「house(家)」と書きます。
定員が一人か二人程度の小さな家のことで、ここ数年の災害やライフスタイルの変化により注目を浴びています。
本記事ではタイニーハウスとはどのようなものか、移動式のタイニーハウスであるモバイルハウスについて紹介します。
タイニーハウスとは?
小さな家を意味するタイニーハウスではありますが、明確な区分はなく4畳程度のコンテナハウスやドームハウス・トレーラーハウス・モバイルハウスなど小さな小屋を総称してタイニーハウスと呼びます。
ここ数年、注目を浴びており各メーカーもさまざまなタイプの商品を発売しており、専門の展示会なども開催されています。
固定式と移動式
タイニーハウスは、土地に建てる「固定式」と車に載せたり牽引したりといった「移動式」の2種類に分けられます。
固定式タイニーハウス
固定式のタイニーハウスとは、スモールハウスといった通常の住宅のような基礎付きの小さな小屋のことです。
価格は100万円~300万円程度となっており、DIYも人気です。
無印良品からも小さな小屋を販売しており、価格は300万円からとなっています。
■無印良品
移動式タイニーハウス
移動式のタイ―ニーハウスは、軽キャンピングカーのように荷台に載せたりトレーラーハウスのように牽引したりすることが可能です。
日本では主に「車両」として扱われます。
外観はまるで小屋の牽引できるタイニーハウス『モバイルハウス』も各メーカーから登場しています。
アウトドアにぴったりなモバイルハウスを紹介
【BESS】移動できるログ小屋『IMAGO iter』『IMAGO X』
BESSは、ログハウスや木の温かみのある建築といったアウトドア色の強いハウスメーカー。
展示場では、家を見るだけではなくたき火やハンモックなどの体験イベントなども開催されています。
そんなハウスメーカーから登場したのは、小さなログ小屋IMAGO。
2021年10月には走るログ小屋『IMAGO iter』『IMAGO X』も新しくラインアップに追加されました。
■BESS
【Snow Peak】木で作られたトレーラーハウス『住箱(ジュウバコ)』
Snow Peakからは、木の小屋をそのまま牽引できるモバイルハウスが販売されています。
販売価格は440万円~。
もちろん、トレーラーハウスのように公道を牽引することが可能です。
個人での利用はもちろん、グランピング用の宿泊施設やコーヒーショップなど幅広い用途での導入実績があります。
まとめ
移動できる小さな自分だけの家『モバイルハウス』を紹介しました。
モバイルハウスの一番のメリットは、低価格帯でどこでも移動できる自分だけの家が持てる点にあります。
キャンプといったアウトドアでの利用はもちろん、仕事場所や移動式店舗など幅広く使うことができます。
気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
written by 水木 幸