金太郎の里の廃校がキャンプ場に！神奈川県南足柄市『CAMPiece（キャンピース）』がプレオープン

少子高齢化が叫ばれて久しい日本において、第2次ベビーブームの児童数の急増に伴い増えた学校の廃校化が進んでいます。そんな廃校になった跡地の有効利用が各地で進んでおり、多くは地域のコミュニティ施設への転用や校舎を活用した宿泊施設、ユニークな所では映画やドラマでのロケ地などとして使われています。

そこで今回は、廃校を利用したアウトドア施設がオープンしましたので紹介したいと思います。

廃校を利用したアウトドア施設とは？

今回紹介するのは、2021年5月20日にプレオープンとなるキャンプ場『CAMPiece（キャンピース）』です。

『CAMPiece』は、神奈川県南足柄市の旧北足柄中学校をリノベーションを行った廃校キャンプ場です。

敷地内には、キャンプができるグラウンドや広場が多くあり、広々とした環境でキャンプを行うことができます。

立地している神奈川県南足柄市は、「まさかりかついで金太郎～♪」という童謡でもおなじみの昔話「金太郎」の伝説が多く残る土地で、後に家来となる平安時代の武将・源頼光と出会った足柄峠など名所も多くあります。

また、都内から1時間のアクセスながら自然があふれ、夜には星空を楽しむことができるという立地となっています。

『CAMPiece』を運営するのは、企業向け運動会を企画運営を行う「株式会社運動会屋」と言う会社で、南足柄市が廃校を貸し出すことによって官民一体の地域活性事業となっています。

この事業では、「地域観光客の増大」「ワーケーションの推進」「地元産物の地産地消」「利用者と地域住民の交流」などが掲げられておりこれからの展開が楽しみです。

『CAMPiece』は、2021年5月20日～6月30日(予定)がプレオープン期間となっておりCAMPiece HPにおいて予約を受け付けています。

料金は以下の通りです。

宿泊の場合：1サイト・平日6,600円、休日7,700円

デイキャンプの場合：1サイト・平日3,300円、休日4,400円

近隣の温泉入浴券付きプラン：+1人1,900円

車でお越しの場合：【東京方面から】東名高速道路大井松田ICから約20分、【名古屋方面から】東名高速道路足柄スマートICから約30分

公共交通機関でお越しの場合：伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山駅」下車後、箱根登山バス「関本」で乗車し「上庭」で下車。

今回は、廃校を利用したアウトドア施設『CAMPiece（キャンピース）』を紹介しました。

廃校とキャンプ施設という組み合わせは、相性が良く今後増えていくと思われます。もしかすると校舎を利用したグランピング施設さえ生まれるかもしれません。『CAMPiece』に関しても誕生したばかりの施設ですのでこれからの施設やイベントの充実が楽しみです。

興味のある方は、CAMPiece HPをチェックしてみてください。