最近のキャンプは昔と違い快適性が格段に上がっています。
灯りはLEDランタン、風を送るための扇風機、飲み頃に冷えたビールを保管しておくためのポータブル冷蔵庫などのギアがありこれらのすべてには電力が必要です。
これからのキャンプではどうやって電気を確保するのが肝心となるのかもしれません。
そのためキャンプ場の中にはAC電源を使える所もあります。しかし電源がないところではキャンパー自身が電力を確保する必要があります。
そこで今回は、自然のパワーから電力を作り出すギアを紹介したいと思います。
自然のパワーから電力を作り出す最新ギアとは?
今回紹介するのは、2022年2月7日よりクラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトが行われているイギリスのTexenergy社のギア『INFINITE AIR12』です。
キャンプに持っていけるポータブル風力発電機
『INFINITE AIR12』は、電力を自給自足もしくは地産地消するために開発されたポータブル風力発電機です。
自然の力を使った発電機としてはソーラーパネルによる発電機がありますが、夜間や悪天候時など太陽光が不足すると発電できないという弱点があります。
しかし風力発電機は、一定の風さえ吹いていれば夜間や天候を問わず発電を続けることができるという利点があります。
USB出力でスマホやパソコンの充電が可能
『INFINITE AIR12』にて作られた電力は12V1.5Aという形でUSB出力によって供給されますので、USB入力ができる機器、例えばスマートフォンやパソコンなどに代表される機器に給電ができます。もちろんモバイルバッテリーやUSB入力できるポータブル電源にも充電可能です。
360°全方向の風を効率よく発電
風力発電というと海沿いの地域に設置された据え置き型のものが想像され一方向の風でしか発電ししないと思いがちですが、『INFINITE AIR12』は、羽根の後ろ側にテールフィンを備えており360°回転可能のため常に全方向の風を受け発電することが可能です。
過酷な環境でも使用できる品質
降雨でも使える防水性能はIP65規格、約20m/sの強風下でも発電可能なボディ、-20℃~40℃までの広範囲の温度環境でも使えるなどアウトドアで十分に使える品質を有しており、さらにはメーカー保証が2年間あるのもうれしい点です。
組立も簡単・軽量で持ち運びも楽々
現地での組み立ては道具いらずでわずか5分で行うことができます。
出典:Texenergy
総重量は、3.2kgの軽さでコンパクトな専用収納ケースに全て収まりますので持ち運びも苦労しません。
製品仕様
総重量 | 3.2 kg(ユニット : 1.8kg | 三脚:1.4kg) |
動作風速 | フォース3 (8-12 mph / 12-19 km/h)から フォース8 (39-46 mph / 62-74 km/h) |
MIN 速度 | 12mph / 20km/h |
MAX 速度 | 40mph / 64km/h |
MAX 電力 | 18W |
高さ | 109.8cm |
三脚幅 | 28cm |
刃周り | 50.5cm |
生成電力 | 1.5Aで 12V |
動作温度 | -20°C から 40°C |
『INFINITE AIR12』を手に入れるには?
『INFINITE AIR12』は2022年3月22日を期限にプロジェクトが行われているクラウドファンディングサイト「Makuake」にて数量限定で先行発売価格で販売されています。
なお、クラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2022年4月末予定です。
まとめ
今回は、自然のパワーから電力を作り出すポータブル風力発電機『INFINITE AIR12』を紹介しました。
このギアは、災害という非常時に停電となった際の非常電源としても有効利用できます。また作られる電力はいわゆる「再生可能エネルギー」ですので地球環境保全にも貢献できます。
興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみてください。