ダッチオーブンといえば、「煮る」・「炒める」・「蒸す」・「焼く」の調理が可能な保温性抜群のキャンプにぴったりの調理器具です。
一般的に流通しているのは鉄製のダッチオーブンではありますが、お手入れをさぼると錆びてしまうためちょっと敷居が高いと感じていませんか?
そんなアナタにオススメしたいのが『ステンレス製ダッチオーブン』。
鋳鉄製と同じように、炭を上に置いてのオーブン調理やたき火調理もOK。
おすすめポイントと人気商品を紹介します。
ステンレスダッチオーブンとは?
ステンレス製ダッチオーブンの一番の魅力は「メンテナンスの簡単さ」にあります。
鋳鉄製ダッチオーブンは、使用後汚れをふき取ってお湯などで洗い流し火にかけて乾燥させる必要があります。
ですが、ステンレス製ダッチオーブンは家庭用の鍋と同様に洗剤であらうことが出来るため、いつもの調理と同じ感覚で使用が可能です。
また、鋳鉄製ダッチオーブンは調理したものを長時間置いておくことができませんが、ステンレス製ならば夜に食べたカレーや鍋を翌朝再加熱して調理することも可能です。
(鉄鍋の場合、そのまま料理を置いておくと錆びてしまう恐れがあります。)
ステンレスダッチオーブンのデメリット
ここまでステンレスダッチオーブンのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットも存在します。
それは価格の高さです。
例えば鋳鉄製コールマン10インチダッチオーブン1,1800円に対して、SOTOの10インチ ステンレスダッチオーブンは2,2000円と倍近い価格となっています。
(販売価格は執筆時点での実売価格です。※2022年1月)
オススメ4選
使いやすさと軽さの両立『TSBBQ ステンレスダッチオーブン』
TSBBQは新潟県燕三条市を拠点とする「村の鍛冶屋」のオリジナルブランド。
TSBBQのステンレスダッチオーブンの最大の特徴は、ステンレスとアルミの三層鋼を採用した点にあります。
ステンレス製ダッチオーブンのメンテナンスのしやすさといった利点はそのままに、重量はオールステンレス製と比較すると20%も軽量に実現しました。
サイズは、6インチ・8インチ・10インチの取り扱いです。
ステンレスダッチオーブンのパイオニア『SOTO ステンレスダッチオーブン』
ステンレス製ダッチオーブンの草分け的存在なのがこちら。
シーズニングが不要で、使用後は洗剤でガンガン洗うことが可能。
キャンプでも気軽に使えるダッチオーブンです。
8インチから12インチまで幅広いサイズが販売されているのが魅力です。
フタがスキレットとして利用可能能『SOTO ステンレスダッチオーブンデュアル』
ダッチオーブンとしての利用はもちろん、フタをフライパンとして使える『SOTO ステンレスダッチオーブンデュアル』。
調理器具を減らすことが出来るので、ソロやデュオキャンパーなどにオススメのダッチオーブンです。
10インチダッチオーブンにすっぽり収まる『ベルモント BM-256ステンレスダッチオーブン』
SOTOのステンレスダッチオーブンデュアルと同じようにフタがフライパンとして利用できるダッチオーブンです。
10インチのダッチオーブンにスタッキングできるように設計されており、大人数のキャンプなどに便利なダッチオーブンです。
まとめ
豪快な焚火料理はキャンプでの醍醐味です。
鍋の上に炭を置いてオーブンのように調理できるダッチオーブンは、キャンプを始めた際に一度は体験してみたい調理方法ではないでしょうか?
鋳鉄製の調理器具は、高い熱伝導率や保温性からアウトドアとピッタリではありますが、使用後の手入れが面倒なのがデメリットです。
その点ステンレス製ダッチオーブンは、メンテナンスが簡単なことがメリットです。
その分価格は高くなりますが、利便性を追及するキャンパーにはオススメの商品です。
気になった商品がありましたらチェックしてみてください。
written by 水木 幸