生活インフラとして最も重要なものとして「電気」があります。家庭から電気がなくなると仮定した場合、動かなくなる機器が多くなり生活ができなくなります。強制的にそんな状態になるのが災害の際の停電時です。そんな時危急を救うのがポータブル電源です。ポータブル電源は、その他にも便利なアウトドアレジャーを楽しむためのギアとしても活躍します。
そこで今回は、快適キャンプや災害時に活躍するアメリカ発のポータブル電源が日本発売となりましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、アメリカ・ユタ州にあるポータブル・ソーラー&バッテリーのメーカーである「Goal Zero」から発売されています。
「Goal Zero」では今回紹介するポータブル電源の他に充電用のソーラーパネルやモバイルバッテリー機能を有するLEDランタンなどもラインナップされています。
「Goal Zero」の日本初上陸の製品とは?
2021年3月中旬に総合商社「株式会社アスク」より発売される「Goal Zero」のポータブル電源は『Yeti 6000X(120V)Power Station』といいます。
製品特徴
トップクラスの容量と出力
本製品は、リチウムイオン電池による電池容量6,071WhとAC出力は定格2000W、瞬間最大出力3500Wでトップクラスの性能を誇ります。
ノートPCでは約120回、スマートフォンは約501回、タブレットなら約201回フル充電ができることからもその電池容量がよく分かります。また大型テレビや冷蔵庫、主力を必要とする電気毛布なども使用可能です。
種類豊富な出力ポート
出力ポートは、ACコンセントのほか、各種12V電源出力、USB Type-A・Type-C・Type-C PDポートと様々な危機にに対応しています。
またポートは充電残量がわかる視認性に優れたインジゲーターとともに本体前面に配置されています。
充電はGoal Zero社製ソーラーパネルからも可能
本体への充電は、家庭用AC電源からのほかGoal Zero社製ソーラーパネル「Boulder」シリーズからも可能です。
専用アプリによってリモート制御が可能
スマートフォンにインストールできる専用アプリ「Goal Zero Yeti」によってバッテリー残量の確認、電源のオン・オフ、出力ポートのオン・オフなどのリモート制御が可能です。
キャリアカート付属で持ち運びが容易
大容量・高出力の本製品は、重量も40kg以上と重くなっていますが、キャリアカートが付属していますので持ち運びを容易にしています。
製品仕様
バッテリー | バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約6,071Wh(10.9V、556Ah) | |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) | |
出力 | AC電源出力 | ACコンセント×2 2,000W ACインバータ内蔵、純正弦波、3,500W サージ電力 AC120V/60Hz、16.5A |
12V電源出力 | シガーソケット×1(最大160W、12V 最大13A) 6mmポート×2(最大120W、12V 最大10A) Power Poleポート×1(最大360W、12V 最大30A) | |
USB出力 | USB Type-Aポート×2(最大12W、5V 最大2.4A) USB Type-Cポート×1(最大18W、5~12V 最大3A) USB Type-C PDポート×1(最大60W、5~20V 最大3A) | |
入力 | 電源入力 | 8mmポート×1(最大150W、14~50V 最大10A) Power Poleポート×1(最大600W、14~50V 最大50A) USB Type-C PDポート×1(最大60W、5~20V 最大3A) |
基本仕様 | 本体重量 | 約48.1kg(カート:約4㎏) |
本体サイズ | 約389×257×432mm | |
推奨使用温度域 | 0~40℃ | |
充電時間の目安 | ACアダプタ | 約12時間 |
Boulder 200(ソーラーパネル) | 約30~48時間 | |
Boulder 200×2(ソーラーパネル) | 約15~24時間 |
価格と販売方法は?
『Yeti 6000X(120V)Power Station』は、楽天市場、Yahoo!ショッピングの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
価格は、販売代理店株式会社アスクの予想市場価格は、800,800円前後(税込)となっています。
まとめ
今回は、快適キャンプや災害時に活躍するアメリカ発のポータブル電源『Yeti 6000X(120V)Power Station』を紹介しました。
冒頭でも述べたように電気がなければ、現在の生活は成り立ちません。今回紹介した製品を普段はレジャーにて使いながら、いつ起こるかわからない災害にも備える生活スタイルが万全の備えになるかと思います。
興味のある方は、株式会社アスクHPをチェックしてみて下さい。