世界には水道の水をそのまま飲むことのできない国がまだまだ沢山あります。
幸い日本の水道水は安全ですが、そのまま飲むのことに抵抗がある人は少なくないはず・・・
そこで今回は都会生活からアウトドアまで、幅広いシーンで飲料水問題を解決してくれる「Crazy Cap」をご紹介します。
Crazy Capとは
「Crazy Cap」とは、アメリカはフロリダのスタートアップThe Crazy Cap社が開発した、どんな水でも殺菌して安全な飲料水にしてくれる携帯用浄水器のこと。
2020年度OR(アウトドアリテイラー)にてイノベーションアワードを受賞。
その持続可能なデザインや機能性が評価されての受賞となりました。
その仕組みはいたってシンプル。
ボトルキャップ部分に深紫外線LEDが搭載されており、その深紫外線で水を殺菌し飲料水に変えるというもの。
【どこの水でも飲める】
深紫外線による殺菌で、なんと水の中のバクテリアやウイルスを99.999%も殺菌可能。
この殺菌率はちょっと疑いたくなる数字ですが、紫外線による殺菌効果は科学的にもしっかりと証明されています。
「Crazy Cap」の使い方
使い方はとてもシンプル。水を汲んで殺菌を待つだけ。
殺菌にかかる時間は、
- 水道水だとノーマルモードで60秒
- 川や湖などの真水だとクレイジーモードで120秒
わずか1~2分で、水道水やアウトドアシーンでの水を安全な飲料水として飲む事ができるようになります。
-使用上の注意-
「Crazy Cap」の機能は深紫外線LEDによる殺菌なので、水の中に含まれる不純物やごみは除去できないとのこと。
水道水はもちろん大丈夫ですが、透明に近い水や、光が通るレベルの水質での使用を推奨しています。
【内部の自動洗浄機能付き】
「Crazy Cap」には4時間に1度、ボトルの内部を自動的に20秒間殺菌する機能が付いています。
そのため水をボトルに入れたままにしていても、水質が落ちることはありません。
ボトル内部の菌の繁殖を抑えることができ、マイボトルを衛生的にに保つことができます。
環境に優しいマイボトルですが、毎日の手入れが面倒くさいですよね。
しかし、「Crazy Cap」が代わりに手入れをしてくれるので、マイボトルの嫌な臭いに悩まされることはもうなくなります。
さらにこの深赤外線はノートパソコンや公共のテーブル、飲食店でのカトラリー等の除菌にも使用できます。
「Crazy Cap」を使用すれば、身近なものも清潔に保つことができますよ。
【環境への配慮◎】
The Crazy Cap社は環境問題への取り組みを第一に活動しており、「Crazy Cap」1つの使用が、ペットボトル約20,000本の削減につながると発表しています。
「Crazy Cap」のエコボトルやペットボトルへの互換性は高く、通常使われているサイズであれば、キャップのみでの使用が可能です。
海洋プラスチック問題が深刻になっている現代で、「Crazy Cap」が担う環境への役割はとても大きなものとなっていくはずです。
それに水道水が安心して飲めるようになれば、飲料水をわざわざ買う必要はなくなり、環境にもお財布にも優しいですよね。
Crazy Capはキャップのみで59ドル(約6,500円)ボトル付きで69ドル(約7,500円)にて購入可能です。
The Crazy Capの購入はこちらからどうぞ:https://thecrazycap.com/collections/shop