ステンレス製のトライポッドはほしいけれど、そんなに使う予定はないし…と迷っている方にイチオシのギア、「トライポッドリング」。
軽量・コンパクトで、使い方もとても簡単なのが特徴。木の枝を使うので、ブッシュクラフトやロープワークはできないけれど、木の枝を使ったトライポッドの雰囲気に憧れる!という人にも朗報です。
トライポッド=ダッチオーブン、というイメージがありますが、焚き火料理の他ランタンポールや洗濯干し、ジャグスタンドなど、なんでも「吊るす」ことのできる便利さがあります。
荷物をなるべく減らしたいと考えているキャンパーにもおすすめできる、コンパクトなこのギアの魅力を紹介していきます。
ねじれないから安定する
枝を使ったトライポッド作りといえば、ロープで組むのが一般的です。トライポッドのロープワークはそこまで難しいものではありませんが、間違えてロープをかけてしまうとほどけてしまったり、ゆるみ、崩れの原因になります。
それがダッチオーブンの調理中などに起こってしまうと、怪我や事故にもつながります。
ブッシュクラフトやロープワークに自信がある人ならいざ知らず、たまにしかやらない人は「これでいいんだっけ?」と不安になることもあるでしょう。
ですがベルモントのトライポッドリングなら、手ごろな枝を3本、大雑把に三角形にはめこむだけ。ねじれを作らないので、安定したトライポッドを作ることができます。
広げた時に同じ高さになればいいので、1本だけやたら太い枝だったり、ゆがみが酷い枝であっても大丈夫。誰でも簡単にトライポッドが作れます。
五徳や鍋敷きとしても使える万能ぶり
このトライポッドリング、トライポッドを作る以外にも使い道があります。
脚を広げるとちょうど小さなアルコールバーナーが入る高さで、五徳として使うことができます。耐荷重は7kgなので、ダッチオーブンも使用可能。
また、中央の小さなリングをガスバーナーの五徳に乗せれば、バーナーリングとしても使えます。
もちろん、テーブルの上に直接乗せたくない熱々のダッチオーブンやケトルを置く鍋敷きにも。
コンパクトに折りたためるので、ちょこっと入れておくだけでいろいろなことに使えます。トライポッドはほしいけど、そんなに頻繁にやらないし…という人にこそ超おすすめしたいギアなのです。
トライポッドのサイズを自由自在に
ステンレス製の組み立て式トライポッドと違い、ベルモントのトライポッドリングはトライポッドの大きさを変えやすい造りになっています。
用意する枝の長さや太さによって、トライポッドの雰囲気ががらりと変わるのも大きな魅力です。
ソロキャンプの時は小さいトライポッドでいいけれど、仲間と大掛かりな料理をするときは大きめのトライポッドを作りたい…そんなときもフレキシブルに対応することができます。
大きい、太い枝で作るときは、差し込む部分を削るなどして穴に入るように調整すればOKです。
ワイルドな雰囲気を楽しみたい人に
ベルモントを使ったトライポッドリングの一番の魅力は、やはりその見た目。
ステンレス製のトライポッドもスマートでカッコイイですが、やはり本物の枝を組んだトライポッドの雰囲気は別格です。
当然脚になる枝は自分で探さなくてはいけませんが、それもアウトドアの楽しみの一つ。なによりその場に落ちている枝から作るので、全体の雰囲気との調和がとれた美しいトライポッドが楽しめます。
木々に囲まれた中で、その木の枝を使ったトライポッドと、揺らめく炎。自然との一体感が強く、とても絵になる光景です。
インスタをやっている、キャンプ中の写真を撮るのが好きという方には本当におすすめです!
もちろん見た目だけのメリットだけではありません。脚がステンレスと違いすべらないので、針金や鎖を絡めてジャーキー作りやローストを楽しんだりなんてこともやりやすくなります。
子どもやペット用のティピテント作りにも
トライポッドにシートをかけると、即席のティピテント遊びができます。自分だけのティピ作りに挑戦!なんて遊びも楽しいですよね。
もちろん、ペット用のティピテントだって作れます。防水機能がしっかりしたグラウンドシートで、愛犬用に本格テントを作っても良し。夏の暑い日差しを避けられるように、風通しのいいティピ東屋なんかもいいかもしれません。
木の枝を少し削ってフラッグを引っかけたり、ツタや花を絡めて飾りつけをしたり。自然遊びにも一役買ってくること間違いなしです。
トライポッドが楽しくなる!迷っている人にこそおすすめのギア
トライポッドに興味があるけれど、重いし、きっとそんなにやらないし…と迷っている人にこそ超おすすめのトライポッドリング。
使い道も広く、気が向いた時にさっとトライポッドが作れるので、持っていて損はありません。
雰囲気・楽しさ・利便性抜群!今年のキャンプは「トライポッド遊び」をはじめてみませんか?
written by ashitamago