発熱剤に水を注ぐと発生する高温の蒸気で、ボックス内の食品を短時間で温めることが可能な商品、「あったかフードボックス」が山本商事から発売されました。
アウトドア時にはもちろん、災害時にも活用できる画期的なアイデアが盛り込まれた「あったかフードボックス」について詳しく解説します。
山本商事とは?
山本商事は、発熱剤を使用した防災用品やアウトドア用品の企画・開発・販売だけでなく、避難所用パーテーションや防犯錠(電子錠)も手がける企業です。
さまざまな技術を取り入れた新しい発想で注目されています。
「あったかフードボックス」の魅力とは?
「あったかフードボックス」の魅力について解説します。
温かくおいしいご飯が食べられる
「あったかフードボックス」は、付属の発熱剤に少量の水をかけるだけで、短時間でボックス内の食品を温められる仕組みです。
わずか180ccの水だけで温められ、電気やガスを必要とせず、災害時にも活用できます。
誰でも使える簡単設計
高機能でありながら、誰でも簡単に3ステップで温めることができます。
- 中ケースに温める食品を入れ蓋をします。
- 発熱剤を外ケースに置き、袋で計量した水を注ぎます。
- 食品を入れた中ケースを重ね、温まるまで待ちます。
「パックご飯とレトルトカレー」や「アルファ米」などは20分程度、「缶飲料」などは10~15分程度で温まります。
非常用ボックスとしても活用できる
「あったかフードボックス」は、非常用ボックスとしても使えます。
温める食品や発熱剤をボックスに入れて保管でき、災害時に持ち出すのに便利です。
収納例は以下の通りです。
- レトルト食品:6~8食程度
- 缶詰:8~10食程度
- 缶飲料:6本程度
- ペットボトル飲料:3本程度
安心と安全性も確保
2層構造で安全に加熱でき、高温の蒸気だけが上層に送られます。
また、発熱剤のアルカリ性の水は下層に留まるため、安全に使用できます。
放置しても火災の心配はありません。
「あったかフードボックス」の仕様と価格は?
「あったかフードボックス」の仕様は以下のとおりです。
- サイズ:W260mm×D190mm×H170mm
- 重量:40g
- 材質:ポリプロピレン
- 最大容量:保管時約2.0L、加熱時約0.6L
価格は1,969円(税込)です。
まとめ
「あったかフードボックス」は、火や電気を使えない環境でも頼りになりますので、災害時にも準備しておくことをおすすめします。
興味を持った方は山本商事のホームページをチェックしてみてください。