MULIBEXから、耐久性、安定性、快適性をとことん突き詰めた折り畳み式軽量チェア「CAPRA」が発売されます。
デザインと制作を手掛けたのはMULIBEX創始者であり宇宙航空エンジニアのスティーブ・グレイビル。
自然を楽しむためには荷物はコンパクトにしたいが、夜に火を囲んで仲間たちと楽しむ時間も大切にしたいという想いから、約3年かけて完成した渾身のプロダクトです。
こだわりの耐久性、安定性、快適性について見てみましょう。
CAPRAの特徴
最高水準の耐久性
航空宇宙グレードのフレーム
製品自体は0.9kgと軽量ながら、耐荷重量はなんと約250kg。
実験では400kgの重さまで耐えられました。
この重さに耐えるためにフレームにはイーストン社製の7075アルミニウムを使用。抜群の強靭性です。
特許取得のハブ
フレームをつなぐハブには特許取得済みの強力な繊維と独自の樹脂ブレンドを使用しています。
硬いプラスチックとは違い、イスに座ったままどんなに左右前後に動いても壊れることはありません。
ミリタリーグレードのシートボディ
シートボディにはミリタリーでも使用されているフィラメント繊維が使用されています。
金属ブラシでこすっても破れず、炭やドライアイスにも強く、撥水性、通気性共に優れているので汚れても洗濯機で洗えば元通り使用することができます。
優れた安定性
他社の折り畳み式イスと比べてフレームの設置面積が広いのが特徴です。
足元にはスキーストックの先のようなバスケット型の付属品が付いているので、どんな環境でもどんな地形でもとにかく倒れにくく、また雪や泥の深い場所でも埋もれることなく使用できる設計になっています。
勢いよく座り込んでも、作業のために前のめりになっても、安定したフレームとフレキシブルなフレームハブで衝撃を和らげ転倒から身を守ります。
細やかな快適性
座り心地
ただ座るためのイスではなく、最上級のリラックスを求めて作られているので、背もたれは細めに、座面は大きく太く作られています。
長時間座っても疲れにくいのはもちろん、この設計にすることでイスの背もたれの上からジャケットを羽織ることが可能です。
アウトドア用のイスといえば時期によっては背中が冷えることもありますが、背もたれごとジャケットを着ることによって、ダウンがつぶれることなく終始暖かい状態を保つことができます。
便利なカップホルダー
備え付けのインサートと収納袋を組み合わせれば、カップホルダーとしてイスに付けることができます。
インサートは断熱素材でできているので、冷たいものは冷たく、暖かいものは温かく保つことができます。特に暑い夏は氷とビール缶を入れて冷やしておくのもいいですね。
CAPRAの仕様
CAPRAの場合
広げた大きさ：幅45cm×奥行32cm×高さ75cm
収納時の大きさ：12cm×34cm
総重量（袋を含む）：934g
使い方
使い方は4通り。
全て同じフレームを使用していますが、フレームの接地点を変えたりシートボディ部分を変えることによって用途に合わせた使い方が可能です。
CAPRAはキャンプで、HINNYは森で、SEAGOATは海で、MUHL Xはトレッキングを想定してデザインされたとのこと。
自分のお気に入りのスタイルで楽しんでみてください。
CAPRAの今後
非日常を味わうアウトドア体験にとって、体を休める時間はとても大切です。
ただ座るだけではない付加価値を持つイスとして、アウトドア人生を共にするイスとして、価値のある１脚です。
KICKSTARTERでのプロジェクトは目標額を達成して終了しました。
「CAPRA」が気になる方は引き続きKICKSTARTER、公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイトのCAPRAのページはこちら
