【秋BBQレシピのご紹介】2017年のフードトレンド×アウトドア料理研究家 高松 美里

01.PROFILE アウトドア料理研究家 高松美里

高松美里(アウトドア料理研究家/フードスタイリスト)

ヘアサロントップスタイリストを経て食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなど数多く手がける。2児の母でもあり、子供と一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなども合わせて発信しているInstagram(@misatotakamatsu)は各メディアにも紹介され話題に。

02.KAMADA BBQ Recipe

Seared Bonito Poke ~炙りカツオポキ~

【材料】

鰹のさく 200g
アボカド 2個
ミニトマト 5個(半分にカット)
紫玉ねぎ 1/2個(スライスして水にさらす)
白ごま 適量
氷水
<ポキのたれ>
だし醤油 大さじ2
サラダ醤油 大さじ1と1/2
ごま油 小さじ2

【作り方】

①カツオに串をさし、炭火で炙り、焼き目をつける。
(皮の面をしっかり、他は軽く炙るだけ。コンロ、バーナーでもOK)

②すぐに氷水に入れしっかり冷やし、食べやすい大きさにカットする。

③薄くスライスしたアボカド、カツオのたたき、ミニトマト、紫玉ねぎを彩りよく並べ、白ごまをかける。ポキのたれを仕上げにかけて完成。

・監修者コメント①レシピについて
バーベキューとなるとお肉料理という印象が強いですが、魚介料理も簡単に楽しめます。今回、和食のイメージが強い鰹のタタキをハワイ料理を代表する一品の「ポキ」にアレンジしました。アボカドを盛り付け、女性も食べやすく、彩りに食欲をそそられます。一番のポイントは串にさす、氷水につけるなど調理過程を工夫し、作っている方も見ている方も楽しめる点です。

・監修者コメント②使用商品について
「だし醤油」、「サラダ醤油」は、バランスよく様々な食材が原材料に使用されている合わせ調味料です。レモンを絞ったり、他の調味料と細かく計量して合わせたりといった手間も省け、時短にもつながり、アウトドアにぴったりです。


Black Sesame Pincho ~マグロのブラックピンチョス~

【材料】

マグロのさく 200g
にんにくだし醤油 大さじ2
黒ごま 大さじ4
オリーブの実 適量
ミニトマト 適量

【作り方】

<下準備>
マグロのさく、にんにくだし醤油を密封袋に入れ、20~30分漬け込む。

①バットに黒ごまをしき、マグロの全面にごまをつける。

②フライパンにオリーブオイルを熱し、マグロの表面を20秒位ずつ焼いていく(中は刺身の状態)

③マグロを四角くカットして、オリーブの実やミニトマトと一緒にピックで刺す。

監修者コメント①レシピについて
鎌田醤油の豊富なラインナップの中でも、特にオススメしたいのが「にんにくだし醤油」。今回は、この「にんにくだし醤油」を使って、マグロとオリーブ、ミニトマトを使いバーベキューでも簡単に楽しめるピンチョスを提案します。さらに、アメリカを中心にブームの黒い食品(ブラックフード)を意識して、黒ごまでマグロを覆った「マグロのブラックピンチョス」を考案しました。

監修者コメント②使用商品について
にんにくだし醤油は、焼きおにぎりや焼きそばなど、バーベキューとの相性が良い商品です。夏にぴったりのパンチの効いた味を楽しむことができます。


Tandoori Chicken Biryani ~タンドリーチキン ビリヤニ~

【材料】

骨つき肉 8本
オリーブオイル 大さじ2
カレー粉 小さじ1
カマダのだしパック いりこ 大さじ1
米(バスマティライス) 2合
水 350〜400ml
パクチー(もしくはパセリ) 適量
<漬け込み用たれ>
にんにくだし醤油 大さじ2
ケチャップ 大さじ1
パプリカパウダー 少々
プレーンヨーグルト 200g
カレー粉 大さじ1
<A>
ローリエ 1枚
シナモンスティック 1本
カルダモン 6粒
クローブ 6粒
赤唐辛子 1本(タネを抜く)
<B>
ナッツ 20g
レーズン 20g
バター 10g
玉ねぎ 1/4個(みじん切り)

【作り方】

<下準備>
手羽元に塩胡椒し、漬け込み用たれをよく混ぜたものと一緒に密封袋などに入れ、揉み込み、冷蔵庫で1時間以上おく。(一晩つけるとよく染み込みます)

①鍋にオリーブオイルを熱し、【A】を入れる。香りが出たら【B】とタンドリーチキン(漬け込んだ骨つき肉)を炒める。タン ドリーチキンに軽く焼き目がついたらカレー粉、カマダのだしパック いりこ(パックを破り中身を使用)、塩胡椒で味付け。

②米をとがずに入れて全体を混ぜ、馴染んだら水を入れて、蓋をして弱火で13~15分炊き、10分蒸らす。

③仕上げにパクチー(パセリ)を散らして完成。

監修者コメント①レシピについて
バーベキューのご飯物でパエリアはよく作りますが、今回はトレンドであるインドの米料理「ビリヤニ」をBBQ風に。焼肉のたれの味に飽きがちなバーベキューで、スパイスを大胆に使用したビリヤニは変わり種レシピとしておすすめ。鍋一つで簡単なのに見た目もダイナミックで華やかです。

監修者コメント②使用商品について
パックを破って中身をそのまま使っています。普通にだしをとる以外に、そのまま使えるのがBBQでは重宝します。混ぜご飯に使えたり、ふりかけのようにもなる。カレーやスープなど、いろんな料理に使えます。簡単に味に深みがでますし、なんといっても持ち運びしやすく、少量パックで使いやすいです。

03.TREND BBQ STYLE ~アウトドア料理研究家 高松さん一押しのBBQテクニック~

①小物にこだわる

・BBQにマッチするようにリネンや自然の素材を使ったカトラリー、ウッド素材のものを使用すると、アウトドアドアシーン 馴染みやすく、よりフォトジェニックにおしゃれになります。

・女子会BBQの場合、テーマやカラーを決めるのがおすすめです。爽やか、華やか、シックになどイメージをまとめると雰囲気がでて気分も上がります。

②BBQでみんなが楽しめるちょっとした演出をプラス

・例えば、「鰹のたたき」の場合、炙る、氷水につけるなどのパフォーマンスをプラス。料理を作っている人も見ている人も楽しいBBQになるように工夫します。

・メインがお肉に偏らないよう前菜も用意、彩りにもなるのでより華やかな印象になります。また、サラダ、ピンチョスなどを作ることで、品数が増えてテーブルも賑やかになります。お肉やメイン料理が出来上がるまでの待ち時間が減り、スタートからすぐに楽しめます。

③高松美里さんオススメBBQスポット・BBQ術

夏は渓谷、湖がオススメです。大自然の中でのキャンプは、ゆったりとした時間の流れが感じられ、壮大な自然に癒やさ れます。
設備が整ったオートキャンプ場、BBQ施設なども増えていますが、自分達で準備から片付けまで行うキャンプは 工夫のしがいがあり、おすすめです。キャンピングカーをレンタルするサービスも増えてきているので、ぜひトライしてみてくだ さい。

04.撮影協力ーIKI-BA @COMMUNE 2nd-

バーガー、多国籍料理、コーヒーショップなど、個性豊かなフードスタンドが集うスペースやイベントを行うワークスペースを併設する commune 2nd内にある「IKI-BA」
「IKI-BA」は(自立・自律した)大人のための自由な空間です。ここでは、食と知への好奇心を刺激する新しい場の提案を常にしています。

■web http://commune2nd.com/iki-ba.html
■住所 東京都港区南青山3-13 commune 2nd内
■営業時間 [火~日]11:30~23:00(L.O.22:30)
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
■定休日 月曜日

ご参考:鎌田商事会社概要

鎌田商事株式会社は、1789年(寛政元年)から220余年にわたって醤油作りを営んでいる鎌田醤油株式会社の醤油製品を、通信販売で全国にお届けするための販売会社として設立いたしました。

【鎌田商事株式会社】
■会社名 :鎌田商事株式会社
■設立 :1994年(平成6年)1月
■所在地 :香川県坂出市入船町2-1-59
■代表取締役社長 :鎌田武雄
■資本金 :1,000万円
■社員 :120名
■事業内容 :醤油・調味料等の通信販売/農林水産物の販売/深層地下水の製造・販売

【鎌田醤油株式会社】
■会社名 :鎌田醤油株式会社
■創業:1789年(寛政元年)
■設立 :1941年(昭和16年)2月
■所在地 :香川県坂出市本町1-6-35
■代表取締役社長 :鎌田武雄
■資本金 :1,000万円
■社員 :130名
■事業内容 :各種醤油製造販売(うどんつゆ・めんつゆ他、各種スープ製造販売)

 

 

written by 編集部