【体験レポ】アウトドアにも災害時にも役立つ『空き缶炊飯』!やってみたら意外と簡単だった!

電気やガスが止まってしまった!そんな非常時でも、
空き缶と1合のお米、180mlの水があれば熱々のご飯が炊ける『空き缶炊飯』

災害時はもちろん、アウトドアでも意外と簡単に炊けちゃいますので、気軽にサバイバル気分を味わえます!

意外と簡単!『空き缶炊飯』

飯ごうでご飯を炊いた経験がある方は、それに近い感覚で『空き缶炊飯』を行うことが出来ます。
工程は少なく、3ステップ!

①350ml缶を準備する。

②米磨ぎと水加減を決める。

③いざ炊飯!

①350ml缶を準備する

缶の上部を缶切りで切り取る。

缶は何でもいいので、アルミ缶の空き缶を用意しましょう。

※匂いがお米についてしまうかもしれないので、缶をよく洗ってから使用してください。

アルミ缶の上部は硬いので、最初の切り込みを入れるときには少し力が要ります。

缶切りを使って、↑の写真のような感じで開けていきます。

切り口が鋭くなっているので切らないように注意してください。

開きました!

缶は滑りやすく、力が入りにくいので、少々コツが要りました。

切り口がギザギザなので、缶切りで慣らして丸くしておくと安全です。

これで缶の準備は完了です!

②米磨ぎと水加減を決める

米を計って磨ぐ。

キャンプ場で行う時は、1合ずつでジップロックに小分けにすると、量らなくてもいいので便利です。

割り箸で米を研ぎます。2~3回で大丈夫です。研ぎ汁は地面に捨てずに、なるべく流しに捨てましょう。

研いだら水180mlを入れる

基本的に、お米1合に対して180mlのお水を使えば失敗することは少ないと思います!

水はきちんと計って入れることがおいしく作るコツですが、やむを得ず計りがない状態で水を入れる場合は、切り口から約2㎝下のところに水面が来ていたらほぼ大丈夫です!

米と水を入れたら、アルミホイルをかぶせてきっちり蓋をして、中央を凹ませます。

炊きあがりに芯が残らないように、30分以上水に浸してください。

いざ炊飯!

火を起こしていざ炊飯!

BBQコンロの上に置き、缶を動かして火力を調整します。

沸騰するまでは強火で!

強火の上に置いていると、そのうち湯気が出てきます。

吹きこぼれるまで強火で加熱し、吹きこぼれたら弱火に移動し、吹きこぼれがなくなったら炊きあがりのタイミングです!(30分~60分くらいです。)

アルミホイルをめくって加減を見て芯がなく、おいしく炊けていたら、缶を逆さにして10分程蒸らします。

しっかり美味しく炊けていました!!

1度確かめたときに芯が残っていたので、もう1度火にかけたら、芯がなくなりました!

この点からも失敗が少なく、簡単に炊けると感じました!

お焦げもいい感じでした!

番外編

アレンジ色々!炊き込みご飯!

こちらは超おすすめのカニカマご飯です!

作り方はこれまた簡単!

・カニカマ3~4本をほぐす

・だしの素 4g

・醤油 小さじ2杯強(お好みで)

醤油と水を合わせ、180mlに計測します。研いだ1合のお米と缶に入れ、だしの素を加え、よく混ぜます。カニカマをいれ、馴染ませるように底から混ぜ30分以上浸します。炊き方は白米と同じですが、カニの釜めし⁉と疑うほどの美味しさでした!

エリンギとマツタケのお吸い物の素でマツタケご飯風も作れそうです!

自分なりにアレンジするのも楽しいと思います!

簡単!美味しい!

BBQに朝握ったおにぎりを持っていくのもいいですが、『空き缶炊飯』でおいしい炊き立てご飯を食べるのはどうでしょうか!
簡単に炊けて、後処理もルール沿って空き缶を処分するだけなのでとても楽です!普段から慣れていれば、いざという時に役に立ちますし、災害時の予行練習もかねて、キャンプやBBQの時にぜひお試しください!

※実際に炊飯する際は、キャンプ場のルールに従い、火の取り扱いと安全に配慮して行ってください。