キャンプ料理後の残った油どうする?有効活用法教えます!

みなさん、キャンプでの料理の定番といえば、BBQでしょうか?

しかし!最近では様々な便利なギアやアウトドアでも活躍できる調理道具がたくさん出ていますので、BBQに限らず色々な料理を楽しむことができます。
その中でもキャンプでは敬遠しがちな油を使った料理について、オススメの料理や使い終えた油の処理の仕方、有効活用法などを具体的にご紹介していきます。

まずはじめに、キャンプで油を使った料理をする際のポイントとして1つ重要なことをお伝えします。
それは、どの料理をするにしても、その後の片付けでの利便性やエコの観点から、使用する油はできる限り少量にすることをおすすめします。

キャンプでの油料理で1番人気はやはり、アヒージョ。

アヒージョは、皆さんもご存知の通り、オリーブオイルにニンニク、唐辛子、塩などで味付けし、エビなどの海鮮や、マッシュルーム、その他お好みの具材を入れたもので、バケットなどと一緒に食べる料理ですので、もちろん油(オリーブオイル)をたくさん使いますよね。

アヒージョは、具材やニンニクの味が染み出た油自体をバケットにつけて食べることができるので、比較的油が残りづらく油の処理に困ることは少ないかと思いますが、もし油が残ってしまった場合には、その油を使ってチャーハンを作ったり、パスタに和えて味を整えて、オイルパスタとして食べるのもおすすめです!

また、大前提にお伝えしたように、事前に人数を考えて作る量をしっかり調整し、みんなで食べきれる量を作るのが1番かと思います。
スーパーなどでアヒージョの素も売っていて、手軽にアヒージョを作ることができるので、まだキャンプで作ったことがない方は是非一度お試しあれ!

次に、油料理といえば揚げ物!

キャンプでも、唐揚げや天ぷらなど、揚げたてが食べられたら幸せですよね。。。
キャンプ場付近の直売所で買った野菜で天ぷらなんて、、最高すぎます。
でも、やはり揚げ物というと大量の油を使うため、その後の片付けや残った油の処理が大変そうに感じますよね。

そんな方におすすめしたいのが、ダッチオーブンを使って少量の油で裏返しながら揚げ焼きにする方法です!
大きめの具材だと、油の量が少ないとまんべんなく火が通るか不安に思われるかと思いますが、具材が大きい分、油の水位も上がるため、心配ありません!
そしてダッチオーブンは保温効果が高いため、少量の油でもしっかりと食材に火を通すことができるので安心です。

また、少量の油にすることで最終的に残る油の量も減るため、キッチンペーパーで吸って焚き火の着火剤代わりに使用することで残った油の処理にも困りません!ただし、万が一たくさんの油が残ってしまった場合には、しっかりと冷ました上で、密閉できる容器に移し替えて持ち帰ることをおすすめします。

上記の方法では、「しっかり冷ますこと」、「密閉できる容器」であることが重要になりますので、十分注意してくださいね。
残った油を使ってオイルキャンドルを作る方法もあるのですが、調理後の油は匂いがきつくなる場合もあるので、個人的にはあまりおすすめできません。。

また、どうしても残った油の処理に困った場合には、100円ショップなどでも販売されている凝固剤を使って油を固めて、捨てるようにしてください。
油の凝固剤は、大体の100円ショップやスーパーで販売されているので、キャンプ道具の一つとして常備しておくのも良いかもしれません。
くれぐれも、余った油を固めずに捨てることはしないようにしてくださいね!

キャンプで自然や自然の中での料理を楽しむからには、環境のこともしっかりと考えて、キャンパーとしてのマナーは守りたいですよね。

これから夏を迎えるにあたって、キャンプの計画をしている方も多いのではないでしょうか。
是非、今年の夏のキャンプでは、簡単で美味しい油料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
しっかりとその後の油の処理についても考えた上でキャンプに行ってくださいね。

今年の夏も、自然と、素敵な仲間と、美味しい料理で、最高の思い出を作りましょう!