2020年初頭から始まった新型コロナウイルスの蔓延において飲食業・観光業などさまざまな業種が影響を受けていますが、多くの人が集まるイベント業界にとっても多難なここ数年間でした。当初は徹底的な3密回避という事で中止やオンライン開催の判断を余儀なくされていましたが、感染防止方法の確立とワクチンの普及により開催の道が開けてきました。
そこで今回は、今年オンライン開催からリアルイベントとして復活した映画祭を紹介したいと思います。
2021年リアルイベントとして復活した映画祭とは?
今回紹介する2021年10月2日(土),3日(日),9日(土),10日(日)に開催が決定したイベントは『夜空と交差する森の映画祭2021』です。
本イベントは2014年から開催されており、8回目の開催となります。当初はオールナイトでのイベントでしたが、2020年には新型コロナウイルスの影響を受けオンライン開催を余儀なくされました。しかし2021年の今年いあるイベントとして復活しました。
イベント内容
今年の世界観は「よりみち」
『夜空と交差する森の映画祭』では毎年世界観が設定されており2021年は「よりみち」となっています。
あっちこっち、そっちどっち。
いつもは行かない遠回り。みしらぬ場所のみしらぬ通り。
少し進んで、また戻って、ぐるぐるしながら「よりみち」だらけの散歩をしよう。
今年の森の映画祭では、まちの地図を食べられてしまった世界で、
たっぷり「よりみち」をしながら、数多の物語たちを探して取り戻していただきます。
夜空と交差する森の映画祭HPより引用
舞台は埼玉県飯能市
上記の世界観にあった場所として選ばれたのが埼玉県飯能市のアウトドア施設「ノーラ名栗」とその周辺です。この地は棒ノ折山のふもとで入間川のほとりという自然あふれる土地です。そんな名栗近辺を「よりみち」しながら楽しむイベントとなっています。
今年は、昼と夜の2部制
当日は、受付を行った際に渡される地図を頼りに日中は名栗エリアの探索する「おひさまパート」が開催されます。屋内施設で短編映画の上映を楽しむもよし、各所で地図に貼る物語の断片(シールなど)を手に入れるのもよし楽しみ方はさまざまです。
そして日没後には、メインスポットである「ノーラ名栗」にて「よりみち」に因んだ著名な長編映画作品を野外上映が行われる「おつきさまパート」が開催されます。22:00前には全イベント終了予定となっています。
参加方法は?
『夜空と交差する森の映画祭2021』への参加は、事前に販売される「入場券」もしくは「とくべつな入場券」が必要になります。
この「入場券」もしくは「とくべつな入場券」は2021年初夏に販売開始を予定しています。
アクセス
公共交通機関でお越しの方:西武池袋線「飯能駅」下車後、飯能駅北口3番のりばで路線バス乗車 約41分
車でお越しの方:圏央道狭山日高ICから国道299号経由で約25km、圏央道青梅ICから青梅市小曽木・成木経由で約21km
まとめ
今回は、今年オンライン開催からリアルイベントとして復活した映画祭『夜空と交差する森の映画祭2021』を紹介しました。
新型コロナウイルスによる自粛が続く2021年において、このような大規模イベントがリアルイベントとして開催されることは心待ちにしていた方も多いと思います。しかし緊急事態宣言が再び出るようなことがあるとイベント中止も予定しているとの主催者の発表もあります。イベント当日までの収束を祈るばかりです。
興味のある方は、夜空と交差する森の映画祭HPをチェックしてみて下さい。