誰でも雪山を簡単に歩けるようになるスノーシューを使って、初心者でも気軽に楽しめるツアーがたくさんあります。今回は、冬ならではの雪上トレッキングができる
『スノーシューツアー北海道編』をご紹介します!
【糠平湖】湖上横断!タウシュベツ橋ツアー2018
●冬に姿を現す幻の橋「タウシュベツ川橋梁」を見に行く!
上士幌町にある人造の湖糠平湖にかかるタウシュベツ川橋梁は、ダムの水位が凍結して下がる冬期のみ姿を現す幻の橋です。季節によって異なる表情を見せる橋を、スノーシューで氷結した糠平湖を横断して見学できる往復4㎞ほどのツアーです。
●タウシュベツ川ツアーの見所!
5月以降は雪解け水で水位が上昇し、橋が水没することもあります。冬期は、湖水の凍結で1日に平均20㎝ほど水位が下がり、神秘的な橋の姿をすぐ近くで見ることができます!
・目的地:河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷タウシュベツ橋梁
・期間:2018年1月6日~3月11日(凍結状況で変更あり)
・時間:9:00~12:30
・参加条件:中学生以上
・参加費:¥3,700(大人)
・問い合わせ:NPOひがし大雪自然ガイドセンター
住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3
電話:01564-4-2261
NPOひがし大雪自然ガイドセンターについて
http://www.guidecentre.jp/index.html
【野幌森林公園】エゾフクロウの棲む雪の森スノーシュートレッキング
●札幌近郊とは思えない原始の森のスノーシュートレック!
札幌駅からクルマで30分ほどの野幌森林公園を、スノーシューで歩けるツアーです。キツツキのドラミングが響く、大都市のすぐ近くにある原始の森を満喫できます。
●雪の森スノーシュートレッキングの見所!
双眼鏡のバードウォッチングで、国指定天然記念物で日本最大のキツツキ・クマゲラや、運がよければエゾフクロウに出会えることもあります。また、ツアーの休憩時に、雪でテーブルを作り、本格コーヒーを楽しむこともできます。
・目的地:道立自然公園野幌森林公園(札幌市、江別市、北広島市)
・期間:2017年12月1日~2018年4月8日
・時間:8:00~16:00(昼食や送迎時間含む)
・参加条件:身長145㎝以上、15歳以下は保護者同伴
・参加費:2名以上の場合¥6,000/1人、1名の場合は¥10,000/1人)
・問い合わせ:北海道ホクレアOhana
住所:北海道札幌市中央区南23条西12丁目2-17
電話:011-532-0566
北海道ホクレアOhanaについて
http://sannavi.jp/
【知床岬】絶景!知床けもの道スノーシューイング
●知床の深い原生林で荘厳な雰囲気を楽しむ!
2005年7月に世界自然遺産に登録された知床岬で、観光ルートとして整備されていない真冬の原生林を散策するスノーシューツアーです。
●知床けもの道スノーシューイングの見所!
人の手が入っていない、開拓前の北海道の原生林があります。荘厳な雰囲気の巨木がそびえる森に、妖精のように登場する動物との出会いがあります。
・目的地:斜里郡斜里町遠音別村知床岬
・期間:2017年12月上旬~2018年3月下旬
・時間:13:30~(約3時間)
・参加条件:小学生以上
・参加費:中学生以上:¥6,500、小学生¥3,300(スノーシューレンタル料込)
・問い合わせ:NPO法人知床ナチュラリスト協会
※12月は積雪状況により、スノーシューではなく長靴になることもあります。
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東284
電話:0152-22-5522
NPO法人知床ナチュラリスト協会について
http://www.shinra.or.jp/index.html
スノーシューツアーで真冬の大自然が体験できます!
北海道のスノートレックの醍醐味は、思わぬ動物との遭遇や、圧倒的なスケールの冬景色があることです。しかも、極寒の北海道とはいえ、経験豊富なガイドがいるツアーなら安心して楽しめます。
スノーシューはだれでもすぐにできるので、家族連れで楽しめるツアーもあります!是非体験してみて下さい♪
written by ジプ蔵