退屈させない!キャンプの時の子ども向けレクリエーション

家族でキャンプに来たけれど、子どもが退屈してしまっている…。そんなシーン、多いですよね。

今回はそんなときに役に立つ、キャンプの時の子ども向けレクリエーションを集めました。

せっかくのキャンプ、子どもにも心から楽しんでもらって、キャンプを好きになってもらいましょう!

ネイチャーパズル

出典:写真AC

枠を作って、拾った葉っぱや石で隙間なく埋めていくパズルゲーム!

枠は紙に描いても、地面に描いてもいいですし、細いロープで好きな形を作ってもいいでしょう。

丸や四角の他、星型やハート型にしてもいいですね。

アレンジとして「同じ形を少ない葉っぱで埋めたほうが勝ち」「相手の枠の中に一つだけ、動かせないお邪魔ピースを置く」「相手から渡された3枚の葉っぱを必ず使わなくてはならない」など、ルールを加えて勝負するのも楽しいです。

なんでも競争

どっちが早いか、どっちが大きいか、など、子どもは競うのが大好きです。

なんでもないことでも、「じゃあ競争しよう!」と一声かけるだけで夢中になってしまう子は多いもの。

一番大きい葉っぱを探す、一番丸い石を探す、どんぐりを一番多く探した人が勝ち…などなど、それだけで楽しい遊びが始まります。

大きさ勝負は、3つ持ち寄って、順番に勝負をするのも楽しいでしょう。どの手持ちから先に出そうか?と考える時間も楽しいものです。

ポイントは、短めに時間を区切ること。

長い時間を設定してしまうと、その間に飽きてしまったり、「あんなに探したのに負けてしまった」となってしまったり、子どもはモチベーションを保つのが難しくなります。

場所の広さにもよりますが、5分~10分未満くらいで区切るのが良いでしょう。その分、3回勝負など回数を増やして長く遊びましょう。

注意点は、子どもから目を離さないことです。

ここの場所だけだよ、と探す場所を指定するのはもちろんですが、夢中になると遠くや危ない場所へ行ってしまうこともあります。

できるなら、大人とペアを組ませるのが一番いいでしょう。

二人勝負なら、一緒に探して「見つけた!」と言ったら後ろを向いている間に拾ってもらうなど、そばを離れない工夫を忘れずに。

ルームレクリエーションを参考にする

普段のメニューもキャンプで食べると特別おいしく感じるように、普段の遊びもキャンプでやると特別楽しくなるものです。

林の中での「だるまさんが転んだ」では、鬼が振り向いた時に樹に隠れること、木に触っていることなど、特別なルールを追加すると盛り上がります。

他にも、インターネットや本を参考にするのもいいでしょう。

おすすめは、アウトドアレクリエーションではなく、ルームレクリエーション。

種類が多く、小さな子どもでも参加できるものも多いです。さらに室内でできるものですから、外でやってもOKなものがほとんど。

たとえばこちらの、ヤクルトの容器と爪楊枝で作るミニ一輪挿し。爪楊枝の代わりに集めた小枝を使ってもステキですね。

出典:レクぽ

アウトドア向きに見えなくても、アイデア次第でいくらでもアウトドアレクリエーションにすることができます。

レクリエーションポータルサイト「レクぽ」はこちら
https://www.recreation.jp/

キャンプの仕事を一緒にやろう

子どもを退屈させないようにと考えると、どうしてもそのための遊びを用意しなければいけないように感じてしまいますが、そうとは限りません。

焚き火で火をつけてみる、まきをくべてみる、川の流れを変えて缶ジュースを冷やしてみる…

一見手伝いのように思えることも、普段やった事のない子どもにとっては立派なレクリエーションです。

ましてや大人がやっている「ちょっと危なそうなこと」ですから、興味津々になる子も多いはず。

出典:写真AC

焚き火は子どもの学力を伸ばす、とも言われています。どんな木が燃えるのか。なぜ積み重ねるだけでは燃えないのか。こうだよとすぐ教えるのではなく、子どもの思うようにまきをくべさせてみてください。

小さい焚き火台をひとつ子どもに用意してあげるのもいいですね。危なくないよう、綿軍手や帽子の用意、化繊の服を着ないといった安全対策も忘れずに。

一緒にやることが一番のレク

出典:写真AC

子どもがキャンプ中に飽きてしまうというのは、珍しいことではありません。

そもそも小さい子どもは、「大人が感じるキャンプの魅力」や「楽しみ」を感じることが難しいです。

また、最近では自然の中で遊ぶ機会が減ったため、どう遊んでいいのかわからない子どもも増えてきました。

子どもを飽きさせないためには、大人が積極的に時間を割いてあげることが必要になるでしょう。

いろんな工夫をして、ぜひ一緒に楽しめる時間をたくさん作ってみてください。


written by ashitamago