炭火のバーベキューは、キャンプに欠かせないキャンプ料理の主役です。しかし、使い終わった炭の処理に困ることはありませんか?
じつは、使用済みや余った炭には、とても便利な再利用法があります。今回は、その5つの再利用法についてご紹介します。
炭火の上手な消し方

バーベキューを楽しんだ後、火の付いた炭火を燃え尽きるまで放置する方法もありますが、火持ちの良い炭は完全に燃え尽きるまでかなり時間がかかります。
確実に、しかも短時間で炭火を消す方法として、以下の方法があります。
- 炭を水に浸けて消火する
バケツに水を張り、火ばさみで炭を水に浸けて消火します。
火の付いた炭を一気に投げ込むと爆発的に水蒸気が跳ね上がり火傷する危険性があるので、1つずつ処理します。
- 火消し壺で消火する
酸素供給を断つことで、炭火を消火する専用のアイテムです。
壺に入れて、蓋をすることで酸素は断たれ火は消えますが、なかなか熱は下がらないので壺に水をかけると短時間で温度を下げることができます。
【ロゴス】エコとマナーの火消し壺

出典:Amazon
スクリュー式の蓋でロックできるため、横になっても中身がこぼれない安心設計の火消し壺です。
サイズ:幅18.5×奥行18.5×高さ28.5cm
容量:約5.5L
重量:約1.9kg
価格:¥5,480
5つの炭の再利用方法とは?
消火した炭を「消し炭」といいますが、消し炭には多くの再利用方法があるので、ご紹介します。

①消し炭として再利用
消し炭は乾燥していれば着火が良くなるので、炭として再利用可能です。
火持ちは良いが着火しにくい備長炭も、消し炭にすればデメリットの解消できます。
②濡れた消し炭でジューシークッキング
十分に火の付いた炭火に濡れた消し炭を入れると、水蒸気が発生して肉を焼くと短時間でジューシーな焼き上がりになります。
③消臭剤として再利用する
天日干しして乾燥させた消し炭は、トイレや靴箱、冷蔵庫などで消臭剤として再利用できます。
④除湿剤として使う
炭の水分を吸湿しやすい性質を活かし、乾燥させた消し炭をタンスや水回りの収納スペースなどの除湿剤として再利用可能です。

⑤土壌改良材として再利用する
粉々に砕いた消し炭を、ガーデニングや鉢植え、畑などの土に混ぜることで土壌改良材として再利用できます。

炭の再利用はお財布にも優しい
キャンプで使用した炭は、消し炭にすることで生活に役立つ再利用方法をご紹介しました。じつは、消臭剤や除湿剤に使用した消し炭は、天日干しして乾燥させれば再度利用可能です。キャンプ料理の立役者は、上手にリサイクルすることでお財布にも優しい名脇役にもなれます。
written by ジプ蔵