日本は全国各地に高速道路や鉄道網が張り巡らされた現在でも国土の3分の2が森林に占められておりキャンプ等アウトドアレジャーをするのに適しているといえます。国内の森林面積は年々減少していると思われがちですが多くな増減はないそうです。しかしそんな森林の中でも微増しているのが竹林です。理由は竹という植物が繁殖力旺盛にもかかわらず人による利用や手入れが少なくなったためです。
そこで今回は、竹を有効利用したギアが新発売されましたので紹介したいと思います。
竹を有効利用したギアとは?
今回紹介するのは、メイプルリーフがトレードマークのアウトドアブランド「LOGOS」から2022年9月20日に新発売された『Banboo まな板』シリーズのギアです。
竹の有用性
竹にはリグナンと呼ばれている物質が含まれていることが分かっており、このリグナンは強い抗酸化性を持っており、除菌抗菌性・抗酸化効果・消臭性が確認されています。【株式会社アクティベイトHP参照】
『Banboo まな板』シリーズは、このような竹の有用性を利用したギアとなっています。
加工がしやすい「竹集成材」を使用
竹は素材としては、編むことによってざるや籠に加工されたり、茶道の茶筅・茶杓・柄杓として利用されていますが、竹の元々の形状から板状の素材が作れず活用範囲は限られていました。
そんな困難を克服したのが「竹集成材」という素材です。「竹集成材」は竹を接着剤によりくっ付け圧縮することにより板状の素材に成形したものです。
『Banboo まな板』シリーズではこの「竹集成材」を使用しており、竹の有用性を維持したまま機能性のある形状が可能となりました。
シリーズラインアップ
『Banboo まな板』シリーズには3つのギアがラインアップされています。
Bamboo ナイフ&まな板セット
「竹集成材」の板で作られたまな板とその中に内蔵できるナイフのセットです。
まな板としては竹の抗菌性が期待できますし、表面が柔らかいのでナイフの刃を傷めません。
まな板の裏面は、ナイフが収納できるようになっており落下防止のマグネットも付属しています。
またまな板としてだけではなく料理を盛るプレートとしても活用できます。
Bamboo メスキットぴったりまな板(2pcs)
「竹集成材」の板で作られたまな板の2枚セットです。最大の特徴はLOGOSメスキット(別売)にぴったり収まるサイズなので収納に困りません。
まな板としてはもちろんのこと、キャンプ飯の盛り付けプレートやメスキットなどの鍋敷きとしても活用できます。
使用して水洗い後の感想は穴が開いているので掛けておくのが便利です。
Bamboo ハンディプレートまな板
ユニークな形をした「竹集成材」のミニサイズまな板です。
裏面は凹凸が設けてあり料理を盛るプレートとなります。小さい凹部はソースなどを入れておけます。
付属の穴は持ち運ぶために指にかけるために、ひもは乾燥時の吊り下げ用に活用できます。
製品仕様
Bamboo ナイフ&まな板セット
総重量 | (約)640g |
サイズ | [まな板](約)幅24×奥行24×厚さ1.5cm [ナイフ]長さ(約)20.5cm |
収納サイズ | (約)幅24×奥行12×厚さ3cm |
構成 | まな板、ナイフ |
主素材 | ステンレス、竹集成材 |
Bamboo メスキットぴったりまな板(2pcs)
総重量 | (約)100g×2pcs |
サイズ | (約)幅10.5×奥行16.5×厚さ0.8cm |
主素材 | 竹集成材 |
Bamboo ハンディプレートまな板
総重量 | (約)130g |
サイズ | (約)幅14×奥行19.5×厚さ1.2cm |
主素材 | 竹集成材 |
『Banboo まな板』シリーズを手に入れるには?
『Banboo まな板』シリーズは、ロゴスショップ公式オンライン店にて販売されています。
各ギアの販売価格は以下の通りです。
- Bamboo ナイフ&まな板セット:4,900円(税込)
- Bamboo メスキットぴったりまな板(2pcs):1,980円(税込)
- Bamboo ハンディプレートまな板:1,500円(税込)
まとめ
今回は、竹を有効利用したギア『Banboo まな板』シリーズを紹介しました。
竹材は軽量という利点やまな板として使った場合、素材自体の抗菌性で木や樹脂製で起こる雑菌による黒ずみも軽減されると考えられます。長く使えるギアとなりそうです。
興味のある方は、LOGOS HPをチェックしてみてください。