キャンプでの食事作りに便利なシングルバーナー。
それだけでも便利なアイテムですが、遮熱テーブルを使用すればボンベの上も作業スペースになるためとても便利です。
デザインや材質にこだわったものなど多数ありますが、今回筆者がこだわったのは“値段”。
実際にキャンプで使ってみた感想をレビューしていきます。
YOLER(ヨーラー)折りたたみ式遮熱テーブル
YOLERは、2,000円以下のソロ用たき火台やソロ用テーブルなど、お買い得なアウトドアギアを販売するブランドです。
筆者は、YOLERのソロ用たき火台を約1年ほど前に購入し、今でも問題なく使っています。
他のアウトドアブランドと比較するとかなり安いことから、「とりあえず試してみたい」というキャンパーにはうれしいブランドです。
商品について
今回購入したのはこちら!
選んだ基準は以下の4点
- 安い
- ジュニアバーナーが使用できる
- できるだけコンパクト
- 色は、シルバー以外
シルバーなら1000円位の商品もありましたが、できることならば別のカラーがいい!
と、いう訳でYOLERのブラックカラーの遮熱テーブルに落ち着きました。
開封してみる
収納袋付きです。
こういったギアは、知らない間に細かい傷がたくさんついていることがあります。
ですので、収納袋がデフォルトでついているのはポイント大!です!
折りたたんだ状態では、中央部に約3㎝の隙間があります。
これはテーブルの構造上仕方がないのかな?
使いたいときは、2つ折りの本体を広げて脚を立てるだけの簡単作業です。
テーブル本体のみで308g、収納袋に入れた状態では377gです。
イワタニジュニアコンパクトバーナーで使ってみる
ショッピングサイトでは、対応バーナーは以下の4種類が記載されています。
- イワタニジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
- SOTO レギュレーターストーブ ST-310
- ST-330
- トランギア アルコールバーナー TRB250
筆者の手持ちであるジュニアコンパクトバーナで試してみます。
下から入れたい場合はバーナーの五徳を閉じた状態で、上から入れたい場合は脚を閉じた状態で入れます。
穴は、かなり余裕があります。
テーブルを使用している状態での点火・消化は問題なくできます。
ですが、テーブルを使用している状態でのCB缶の交換は危険です。
できなくはないですが、テーブルの上のものが落ちる可能性があります。
使用中にガスがなくなった場合は、テーブルの上のものを片づけて、バーナーを遮熱テーブルから取り外した状態で作業するのをお勧めします。
アルミロールテーブルとのサイズ比較
CAPTAIN STAGアルミロールテーブルとのサイズ比較をしてみます。
アルミロールテーブルが40cm×29cm、遮熱テーブルが32cm×21cmとなっており一回り小さくなっています。
サブテーブルとしても◎
バーナー用の穴が開いていますが、通常のテーブルとしても利用できます。
ダイソーのメスティンを置くと写真のような感じになります。
穴の部分においても落ちることはありません。
お花見はお祭りの時の1人用テーブルとしても便利そうです。
狭いスペースでの調理に便利
遮熱テーブルの利点は、なんといっても“デッドスペースであるガスボンベ上部にも物が置ける”点にあります。
食事の時は特に、食材や調味料お皿……といろいろなものをテーブルに置くためどうしても狭くなってしまいます。
遮熱テーブルを使用することで、テーブルがすっきりするのはGoodです♪
折りたたんだ時の隙間は大きいが……
前述したとおり、折りたたんでいる状態では約3cmの隙間があります。
最初は「う~ん」と思いましたが……
バーナーを使用するときに使う小物収納にピッタリではありませんか。
筆者は風防と五徳代わりのミニ網を隙間にいれています。
まとめ
デッドスペースを有効活用できるYOLERの遮熱テーブルを紹介しました。
遮熱テーブルの本来の目的は、バーナー使用時のふく射熱をCB缶に伝えないためにするものではありますが、テーブルとしても使い勝手が良い商品です。
また、使用時にテーブル本体が熱くなるといったこともありませんでした。
より軽く、よりスリムな製品を求められている方には物足りないかもしれませんが、そこそこ使える商品をお探しの方にはピッタリの商品です。
written by 水木 幸