アウトドアを極めようとするとブッシュクラフトのように持って行く装備を極力減らして自然にあるものを有効利用しキャンプを行うというスタイルに至ります。またそこまで行かなくてもキャンプへ持って行く装備はなるべく減らしたいものです。
マルチツールが装備を減らす
車を使わないキャンプやソロキャンプの場合、持っていける装備には限界があり装備を減らそうと思えば1つのギアに複数の役割があるのが理想です。そんな考え方から作られたギアがマルチツールと呼ばれるものです。マルチツールと言って思い浮かぶのが〇徳ナイフと呼ばれるギアでスイスのVictorinox(ビクトリノックス)やWenger(ウェンガー)は、代表的なメーカーです。
シンプルかつオンリーワンのマルチツール『Parametric Prybar(パラメトリックバール)』
世界中に多く存在するマルチツールの中で今回紹介したいのが、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて先行販売中の『Parametric Prybar(パラメトリックバール)』というギアです。
シンプルなフォルムなのに多機能
『Parametric Prybar』は、強度や耐食性に優れた特性を持つ4140鋼から作られており、その性能から護身用の特殊警棒の素材としても使われています。また他のマルチツールに比べてシンプルなフォルムなのですが多機能を誇ります。
バール
Prybarは、日本語でバールを意味しており隙間をこじ開けたり、くぎ抜きとして使用できます。
マイナスドライバー
先端は、マイナスのネジに合うように作られておりドライバーとして使うことができます。
カッター
先端はある程度鋭利ですので、梱包された段ボールに貼られたテープを切るためのカッターとして使うこともできます。
くさび
先端の鋭利さとギア自体の強度を活かして、キャンプの焚き火に必要な燃料を確保するための薪割りの際のくさびとして使用できます。
自分の好きなサイズで作ることができる
『Parametric Prybar』の最大の特徴は、注文の際に長さ、幅、厚さ、曲率を自由に設定できることです。
長さは、2~6インチの範囲
高さは、0.15~0.35インチの範囲
幅は、0.5~1.25インチの範囲
曲率は-1~1の範囲
カスタマイズすることで、他の人が持たないオンリーワンのギアを所有できます。
『Parametric Prybar』を手に入れるには?
『Parametric Prybar』は、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて先行販売されており2022年1月22日まで購入できます。
先行販売価格は、注文するサイズにより50~90ドルの設定があり、日本への配送料が別途15ドルかかります。
なお、クラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2022年6月予定です。
まとめ
今回は、シンプルかつオンリーワンのマルチツール『Parametric Prybar(パラメトリックバール)』を紹介しました。
本ギアは複雑な機構が存在しませんので、持って行く際もキーホルダーに取り付けたり、ポケットに入れておいたりラフに扱っても問題ありません。キャンプのお供として持って行けば役に立つこと間違いなしです。
興味のある方は、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」をチェックしてみてください。