ついに真空断熱ボトルに炭酸飲料が解禁!!タイガー魔法瓶から『真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ』が新発売

今や保冷・保温容器として一般的となったステンレス製真空断熱構造のボトルですが、どんな飲料でも入れることができるというわけではありません。説明書を見ていたければ分かると思いますが、清涼飲料やビールに代表される炭酸飲料を入れることを推奨していません。理由は炭酸飲料に含まれる炭酸ガスが容器内で気化し内圧を高めるためで、異常に圧力が高まると内壁や蓋の破損、そして蓋が開かなくなり無理やり開けようとすると蓋が飛んだり、破損した内壁を伴い中身が噴き出す恐れがあるためです。

そこで今回は、そんな制限があった真空断熱ボトルに改良を加えたギアが新発売されましたので紹介したいと思います。

メーカー紹介

今回紹介するギアは、日本が世界に誇るメーカーである「タイガー魔法瓶」から発売されます。

「タイガー魔法瓶」と言えば1923年創業の老舗メーカーで、ガラス魔法瓶から始まり1986年頃からはステンレス製が登場した保冷・保温容器のほか、電動ポット・電動ケトルや圧力IH炊飯ジャーなどを開発し製造・販売しています。

「タイガー魔法瓶」の新製品とは?

2022年1月21日に発売される「タイガー魔法瓶」の新製品は『真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ』といいます。

製品特徴

『真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ』は、日本国内初の炭酸飲料に対応したステンレス真空断熱ボトルとなっています。

冷たいまま炭酸飲料が持ち運べる

今まで入れることができなかったビールを始めとする炭酸飲料を入れることができ、冷たいまま持ち運びができます。また真空断熱構造ですので容器外側に結露が起きることもありません。

商標出願中構造により内圧が逃がせる

炭酸飲料を入れることが可能になったのは「タイガー魔法瓶」独自に開発し商標出願中の2つの構造に理由があります。

炭酸ガス抜き機構

前述しましたが、炭酸飲料を容器に入れると炭酸ガスが気化し内圧が高まります。その高まった内圧を逃がすための炭酸ガス抜き機構がキャップに施されており、余分の圧力が抜け軽い力で開けることができます。

安全弁機構

キャップを閉め置いておいた際、万が一内部の圧力が異常に高まった場合でも安全弁機構が内圧を逃がすようになっています。

炭酸ガスが気化しにくい加工も

圧力を逃がす構造により安全性が高まっていますが、逆に言うと炭酸ガスを逃がせば逃がすほど炭酸飲料としての刺激という部分では物足りなくなります。そこでそもそも炭酸飲料から炭酸ガスを気化させにくくするためにボトル内面の凹凸が少なくしたスーパークリーンPlusプラス加工を施しています。また、このスーパークリーンPlusプラス加工は、汚れやニオイが付きにくくなるという効果もあります。

せんやストラップは抗菌加工

飲み物を入れる容器ですから、菌の増殖には気をつけたいものです。本製品はそんな点にも配慮しており口や手で触りやすい、せんやストラップ部が銀系(Ag)の抗菌加工が施されています。

注ぎ口は広め

炭酸飲料やビールをサーバーから注ぐために注ぎ口は広めの直径約4.8cmで作られています。

製品仕様

サイズとカラー

品番MTA-T050MTA-T080MTA-T120MTA-T150
実容量0.5L0.8L1.2L1.5L
保冷効力(6時間)8度以下7度以下7度以下6度以下
サイズ (約)(cm)
幅 × 奥行 × 高さ
10.5×7.5×21.210.5×7.5×29.310.5×9.1×29.110.5×9.1×34.2
口径 (約)(cm)4.8
本体質量 (約)290g380g470g530g

価格と販売方法は?

『真空断熱炭酸ボトル MTAシリーズ』は2022年1月21日より販売開始されます。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップでは現在予約販売を受け付けています。

希望小売価格はオープン価格となっていますので各ショップでの価格をご確認ください。

まとめ

今回は、日本国内初の炭酸飲料に対応した『真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ』を紹介しました。

「タイガー魔法瓶」では販売開始を記念してご購入のお客様の中から抽選で100名様にsodastream®スターターキットが当たるキャンペーンを開催します。あわせてチェックしてみてください。

興味のある方は、タイガー魔法瓶HPをチェックしてみてください。