愛用のキャンプギアは、キャンプ経験を積むほどに選別されますが、ときに何気なく購入したモノや、お隣のテントサイトで威力を見せつけられたアイテムが愛用品になることもあります。
今回は、キャンプで体験した、使って実感した「あって良かった!」キャンプギアをご紹介します。
炭火起こしのお役立ちギア
炭火料理はキャンプの醍醐味のひとつですが、火起こしに苦労していませんか?
そこで、キャンプを楽しむ時間を増やすための「時短火起こし用品」をご紹介します。
【新富士バーナー】パワートーチRZ-730S
炭火料理がしたくてキャンプに行くようなものですが、いつも炭の着火に苦労していました。そこで、強力な火力があればと思い、ガストーチを購入。炭の着火や薪の火起こしはもちろんのこと、料理の仕上げ炙りや害虫退治にも使えます。
カセットコンロのボンベを使用するタイプが、火力は強くボンベも安いのでコスパは最高です。
サイズ:長さ132×幅34×高さ66mm(本体のみ)
炎温度:最高1,300℃、最低900℃
値段:¥1,675
【ユニフレーム】チャコスタⅡ665435
キャンプ初心者だったころ、炭火起こしで2時間かかり夕食の準備が遅れたことがありますが、隣のサイトで見かけて翌年購入。見よう見まねで使ってみると、着火剤1個で15分ほどで炭に火が付きました。
慣れると、着火剤半分で火起こしができ、それまでの苦労はなんだったのだろう、と感じました。
折りたたむと真っ平らになり収納も楽です。
サイズ:190×245×高さ280mm(使用時)
重量:1.2kg
値段:¥4,500
雨や風を防ぐお役立ちギア
キャンプをするときほど天気が気になることはありませんが、風雨はおかまいなしにやってきます。そんなときに役に立つキャンプギアのご紹介です。
【コールマン】XPヘキサタープ/S
過去に一度も雨に降られた経験のない「晴れ夫婦キャンパー」でしたが、友人で有名な雨男を連れて行ったとき、万が一に備えてヘキサゴンタープを購入。悪い予感が的中して、2泊3日で二晩とも雨が降りましたがタープのおかげでいつものように炭火BBQができました。
サイズ:420×420×高さ230cm(使用時)
値段:¥9,911
【エリッゼ】鍛造ペグ エリッゼステーク28cm
テントを張るとき、ペグは打ったことがありませんでしたが、昼間キャンプ場を留守にした戻ったらうちのテントだけひっくり返っていました。あわてて付属ペグを打とうとしたら、土の中が石だらけでアルミ製のペグが刺さりません。見かねた隣の方が、ごついペグ4本とハンマーを貸してくれました。
それ以来、キャンプにはかならず丈夫なペグを持って行きます。
サイズ:全長280mm
素材:S55Cスチール
値段:¥2,851
あれば便利な万能ツール
キャンプやアウトドアでは、道具を忘れたり壊れるなど思わぬアクシデントもあります。そんなとき、役に立つのが万能ツールです。
【ビクトリノックス】アウトライダーNL
木の枝を折って炭火にくべていたとき、手にトゲが刺さり短く折れてしまい爪では取り出せません。カッターで切り開くかなどと物騒な相談をしていたら、キャンプ場の管理人さんがビクトリノックスを持ってきて、その中からピンセットを出してトゲを抜いてくれました。
翌年から、キャンプに行くときかならずキーホルダーに付けています。
サイズ:111×31×厚さ22mm
機能:ラージブレード、コルク栓抜き、缶切り、マイナスドライバー(2サイズ)、はさみ、のこぎり、ピンセット(毛抜き)など15機能
値段:¥5,238
愛用品に出会えるキャンプを楽しもう
キャンプで起こるトラブルは、経験豊かなキャンパーになるためのステップといえます。便利なお役立ちギアは、体験の中から厳選されて本当の愛用品として残ります。そんな愛用品が増えるたびに、もっとキャンプが好きになる。そんな素敵なギアに囲まれたキャンプライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
written by ジプ蔵