現在世界中の人々が飲用しているコーヒーと呼ばれる飲料は、起源がアフリカのエチオピアと言われており、最初はコーヒー豆(種子)ではなく果実を食していたそうです。現在のようなコーヒー豆を焙煎して粉砕し抽出する方法で飲用したのは13世紀以降で最初は、薬として用いられるほど貴重な物でした。日本では江戸時代に唯一貿易をしていたオランダからもたらされ、明治時代になると一般人も飲用できるほど普及しました。
そこで今回は、コーヒー豆に関するギアを紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介するギアは、台湾の新進メーカーである「Sandbox Smart Technology」が開発・販売を行っています。
「Sandbox Smart Technology」は、コーヒー愛好者である劉志鴻(リュウ・シホン)氏が同じ志向を持つ技術者と共に立ち上げており、多くの人々のコーヒーライフを豊かにするような製品を開発しています。
「Sandbox Smart Technology」が開発したギアとは?
2021年2月21日にクラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトが開始され6000万円を超える支援で大成功を収めた、「Sandbox Smart Technology」が開発したギアは『SANDBOX SMART ROASTER(サンドボックス スマート ロースター)』といいます。
製品特徴
『SANDBOX SMART ROASTER』は、家庭でコーヒー豆を手軽に自家焙煎できるギアです。
コンパクトなボディで自家焙煎できる
30cmの直方体よりコンパクトに収まった機械は、1回あたり100gのコーヒー豆を焙煎できます。
スマホのアプリで焙煎を管理できる
この焙煎機は、スマートフォンのアプリによって動かすことができ、コーヒー豆を機械の中に入れアプリのスタートボタンをタップすれば焙煎が始まります。また浅炒りから深煎りまで好みの焙煎具合の設定も可能です。
電熱直火式によってコーヒー豆のポテンシャルを引き出す
コーヒー豆を焙煎するには、直火式、半熱風式、熱風式など色々な方法がありますが『SANDBOX SMART ROASTER』は電熱直火式を採用しています。直火式により熱が直接コーヒー豆に伝わるため、豆が持っている特徴を十分に引き出すことができます。
作動音も静か、お手入れも簡単
通常の焙煎機は、焙煎する際に出る作動音が大きくまた煙も多く出るので、周囲に気を使わなければなりません。
しかし『SANDBOX SMART ROASTER』は、作動音が70db未満と通常の会話レベルの音で排煙も少なく周囲に気を使わず焙煎できます。
また、焙煎をする際に付き物なのが豆が破裂して飛び散るチャフの掃除です。これが意外と大変なのですが『SANDBOX SMART ROASTER』では使用後にはけでチャフを落とせば下段にあるトレイに溜まっていき処理する手間が楽です。
焙煎した豆を急冷するクーラーもオプションで
「Sandbox Smart Technology」では、焙煎後の余熱による過度な進行を止めるためのクーラーも用意しています。これを使えば60秒間で焙煎した豆を急冷できます。
製品仕様
『SANDBOX SMART ROASTER』
焙煎量 | 100g/回(連続焙煎可能) |
焙煎方式 | 電熱直火式 |
電圧 | AC100V~220V 50/60Hz |
出力 | 最大600W |
回転速度 | 最大30rpm |
重量 | 7.0kg |
寸法 | W23×H26×D25.5cm |
接続方法 | Bluetooth |
対応OS | iOS 12.0以上、android 7.0以上 |
『SANDBOX SMART COOLER』
冷却量 | 最大500g |
冷却方式 | 吸引式 |
電圧 | AC100V~220V 50/60Hz |
寸法 | 直径225×153mm |
重量 | 1.25kg |
価格と販売方法は?
『SANDBOX SMART ROASTER』及び『SANDBOX SMART COOLER』は、一般発売されておりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
Amazonでの販売価格は『SANDBOX SMART ROASTER』と『SANDBOX SMART COOLER』のセットで110,000円となっています。
まとめ
今回は、コーヒー豆に関するギア『SANDBOX SMART ROASTER』を紹介しました。
焙煎したコーヒー豆は酸素と触れることによって酸化が進み風味が損なわれますので、本当に美味しいコーヒーを味わうためには飲む分だけ焙煎するのが理想です。本ギアはそんな贅沢なことをできるだけでなく自分の好みの焙煎具合を探して調節できます。
コーヒーにこだわる人に是非持ってほしいギアです。
興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」(プロジェクトは終了)をチェックしてみてください。