昔から人類がより美味しい食品や飲料を求めてきた知恵として「熟成」という手法がありました。ヨーロッパではチーズやウイスキー・ワインの熟成、日本では、味噌・醤油などの発酵食品や焼酎や沖縄の泡盛「古酒（クース）」などが代表的な物で、長期間の保存により保存環境の影響や微生物の作用で風味や味わいが良くなります。

そこで今回は、手軽に「熟成」が行うことができるギアがクラウドファンディングに登場しましたので紹介したいと思います。

メーカー紹介

今回紹介するギアは、2007年に設立された容器の総合商社である「株式会社BMターゲット」が開発・販売しています。

出典：Makuake

「BMターゲット」では、今回紹介するギアの他にも地球環境に配慮した生分解性のある素材でできたカップやリッドなども開発・販売をしています。

出典：bmtarget.com

「BMターゲット」が開発した新製品とは？

2021年5月18日よりクラウドファンディングサイト「」にてプロジェクトが開始された「BMターゲット」の新製品は『樽熟成ボトルBARREL AGE』と言います。

出典：Makuake

製品特徴

『樽熟成ボトル』は、手軽にお酒を熟成させることのできる容器となっています。

ウイスキー樽に使用される材料を使用

ボトルの材料となっているのは、ウイスキーの貯蔵・熟成に使用される樽の材料である高品質のアメリカンオークが使用されており、さらには一刀彫により製造されています。

出典：Makuake

そして酒樽と同じように内部の焦がしをおこなっています。

出典：Makuake

一刀彫の弱点であるひび割れを防ぐために、酒樽と同じような縛り締めを施しています。

出典：Makuake

またお酒の移し替えをおこなう際に使う漏斗もオーク材製を用意しており、お酒の酸化を少しでも防ぎます。

出典：Makuake

いつものお酒がさらに美味しくなる

オーク樽にて貯蔵したお酒は、バニラ香、芳香であるアルデヒトの複雑な香りを加え、樽を焦がすことで発生するマルトール、シクロテンの香りも加わり芳醇な味わいです。

見た目でも熟成されていることは一目瞭然で下記にウイスキーと日本酒を『樽熟成ボトル』にて2日間熟成させた結果を示します。

出典：Makuake

出典：Makuake

デザインもお洒落でインテリアにも

木製のボトルには胴部分に王冠のロゴと焼印が施されており、お洒落に仕上がっておりインテリアの一部として置いておくこともできます。

出典：Makuake

出典：Makuake

製品仕様

出典：Makuake

価格と販売方法は？

『樽熟成ボトルBARREL AGE』は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。

価格は、一般販売予定価格が、大サイズ19,800円、小サイズ14,800円のところ、それぞれ数量限定で20％オフの大サイズ15,840円（税込）、小サイズ11,840円（税込）となっています。

また別途ボトルにレーザー刻印を行うサービスも行っており、こちらは数量限定で10％オフの大サイズ17,820円（税込）、小サイズ13,320円（税込）となっています。

出典：Makuake

なおクラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2021年12月末までとなっています。

まとめ

今回は、手軽にお酒を「熟成」が行うことができるギア『樽熟成ボトルBARREL AGE』を紹介しました。

このボトルは、木製のため使用する前にスウェッティングという作業が必要です。これは乾燥した木材に水を含ませ染み出しを防ぐために行います。少々面倒ですが、美味しいお酒を飲むための準備運動として楽しんでください。

出典：Makuake

興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみてください。