筆者が子供のころ流行ったアーケードゲームのなかに「ディグダグ(DIGDUG)」と言うものがありました。キャッチコピーは「戦略的穴掘りゲーム」でプレイヤーがひたすら穴を掘り、敵を倒すというもので、家庭用ゲーム機などにも移植され大人気ゲームとなりました。
出典:876TV
話がそれましたが、このゲームの名前に使われている「ディグ(DIG)」という言葉は英語で「掘る」と言う意味です。
そこで今回は、「ディグ(DIG)」という単語を冠した新感覚のペグがクラウドファンディングに登場しましたので紹介したいと思います。
メーカー及びブランド紹介
今回紹介する製品は、1923年創業の兵庫県三木市にある木工ドリルメーカー「株式会社スターエム」が立ち上げたアウトドアギアブランド「Good Bivouac(グッドビバーグ)」から販売されています。
「Good Bivouac」の新製品とは?
クラウドファンディングサイト「Makuake」にて2021年06月20日までプロジェクトが実施されている「Good Bivouac」は『Digma(ディグマ)』といいます。
製品特徴
『Digma』は見ての通り、外観はまるで工具でよく見るドリルのような形状のペグです。
柔らかい地面でしっかり固定
通常のペグを使用する場合、砂地や礫地などは地面自体が柔らかいため打ち込んでもしっかり固定することができないということがよくあると思います。
しかし『Digma』は、そのスクリュー式の形状で地面に喰いこみしっかり固定することができます。
打ち込むのではなくねじ込む
ペグと言えば、ハンマーで打ち込んで固定させるというのが常識ですが、本製品はドリル形状により付属のハンドルを付けて押し込んで回すことで地面の中に入っていきます。これにより女性や子供の方でも簡単に使用することができます。
ペグの打ち込み角度を考える必要がない
これも通常のペグでは常識の事ですが、打ち込み角度は張るロープと直角にならなければ外れやすくなってしまいます。
しかし本製品では、ステンレス製シャックルが可動式で勝手に角度を調整してくれるので、何も考えず真っ直ぐ打ち込めばOKです。
「削り出し製法」と「高周波焼き入れ」で高強度
老舗ドリルメーカーが製作していますので、通常のペグによくある溶接部が一切なく1本の炭素鋼鋼材(SC材)から1本1本削り出して作られています。
さらに高周波による焼き入れを行っており、硬さが増して高強度と長寿命を持っている製品となっています。
製品仕様
『Digma』スクリューペグ
サイズ | 約φ15x290mm(本体のみ) |
材質 | 本体:炭素鋼 シャックル:ステンレス鋼 |
重量 | 約250g |
『Digma』ハンドル
サイズ | 約φ28x210mm(本体のみ) |
材質 | 本体:PP+グラスファイバー繊維 ソケット:炭素鋼 |
重量 | 約160g |
価格と販売方法は?
『Digma』は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、数量限定の割引価格でスクリューペグ2本+ハンドルセットが4,790円(税込)、スクリューペグ2本セットが3,200円(税込)となっています。
なおクラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2021年7月末までとなっています。
まとめ
今回は、「ディグ(DIG)」という単語を冠した新感覚のペグ『Digma(ディグマ)』を紹介しました。
ペグは、テントやタープをしっかり固定し、風による吹き飛ばされを防止するために必須のギアで、その打ち込みは比較的重労働でノウハウもあるためキャンプ初心者にはなかなか扱いづらいものでした。しかし本製品を使うと簡単に使うことが可能になりますので是非おススメしたいギアです。
興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。