夏のキャンプ、降り注ぐ太陽光・流れ落ちる汗・美味しい料理と言えば、キンキンに冷やしたビールが良く似合います。一般的にキャンプでビールを楽しむには缶ビールが普通ですが、ビールの本来の味を味わうためには樽詰めのサーバーから注いだものが一番です。
そこで今回は、アウトドアに持って行けるポータブルビールサーバーがクラウドファンディングに登場しましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、アメリカケンタッキー州にあるFravity Innovations, LLCが製造・販売をしています。
Fravity Innovationsでは、アメリカ国内でクラフトビールの急激な成長に伴い様々な地ビールが誕生しており、そのクラフトビールを好きな場所で味わいたいという発想で今回の製品を開発しました。
Fravity Innovationsが開発したポータブルビールサーバーとは?
今回紹介するFravity Innovationsが開発したポータブルビールサーバーは『TrailKeg(トレイルケグ)』と名付けられました。
製品特徴
ボトル部はハイスペック
『TrailKeg』に採用されているボトルは、真空断熱二重構造となっており保冷が24時間、保温は12時間可能でアメリカのステンレスボトルブランドと比べても引けを取らないハイスペックとなっています。
ビールの鮮度を保つために
ビールを保冷容器にて運ぶことは容易ですが、いざ飲むとなった場合に「炭酸が抜けていて美味しくない」という事になってしまいます。
しかし『TrailKeg』は、専門店のビールサーバーと同様にカートリッジでCO2(炭酸)注入することができ、注入した炭酸を特注の二重圧力蓋によって逃がさず鮮度を保つことができます。その期間は数週間に及び2~3泊のキャンプなら対応が可能です。
また注入するCO2(炭酸)の圧力も計器によって調節可能でボトルの残り容量にかかわらず最適な状態にすることができます。
パーツを分割でき様々な使い方が
『TrailKeg』は、ビールサーバー専用の容器ではありません。個々のパーツは分解することができ、他の飲料の保存に使用する標準的な蓋も用意されていますので、様々な飲料の保冷・保温に使用することができます。
また分解したパーツはシンプルな構造となっていますのでメンテナンスも簡単です。
基本的な使い方
①飲みたいビールを選ぶ
まずは日本でも盛り上がりを見せている各地の地ビールから飲みたい銘柄を選びます。そしてその醸造元に赴き直接『TrailKeg』に充填してもらいます。一般的に売られている缶ビールや瓶ビールも充填出来ますが注ぐときになるべくボトル内側面を伝うようにして泡立たないように慎重に注いでください。
②お気に入りの場所に持っていく
飲むビールが決まれば、次に決めるのは「どこで飲むか?」です。自宅で飲むもよし、友達の家にサプライズで持って行くも良し、キャンプで飲むもよし、『TrailKeg』は場所を選びません。
③レバーを倒してサーバーから注ぐ楽しみ
用意が整えば飲食店のようにサーバーのレバーを倒して新鮮なビールを注ぎましょう。
製品仕様
『TrailKeg』は、内容量が1ガロン(3.78L)とハーフガロン(1.9L)の2種類がラインナップされています。
1ガロン(3.78L)パッケージ
重量 | 空の場合:2.4kg 満量の場合:5.8kg |
寸法 | 15.5cm X 15.5cm X 38.1cm |
ハーフガロン(1.9L)パッケージ
重量 | 空の場合:1.8kg 満量の場合:3.7kg |
寸法 | 12.7cmX12.7cm 45.5cm |
価格と販売方法は?
『TrailKeg』は、クラウドファンディングサイト「Greenfunding」にて先行発売されています。
価格は、一般販売予定価格が、1ガロン(3.78L)パッケージ:42,000円(税込)、ハーフガロン(1.9L)パッケージ:33,000円(税込)のところ、数量限定で1ガロン(3.78L)パッケージは20%オフの33,600円(税込)、ハーフガロン(1.9L)パッケージは、15%オフの28,050円(税込)となっています。容器のカラーはシルバーとブラックの2種類から選ぶことができます。
なおクラウドファンディングという性質上、購入後製品の発送は2021年4月となります。
まとめ
今回は、アウトドアに持って行けるポータブルビールサーバー『TrailKeg(トレイルケグ)』を紹介しました。
最後に皆さんが不安に思っていることは「充填用CO2が無くなったらどうしたらいいのか」という事だと思います。充填用CO2カートリッジについては一般販売開始後、公式オンラインショップにて販売また取扱店舗にて購入可の予定です。
夏に向けて興味がある方は、クラウドファンディングサイト「Greenfunding」をチェックしてみて下さい。