ダッチオーブンと言えばキャンプにて煮る・焼く・蒸すなどなんでもできる万能鍋として重宝されます。しかし多くは鋳鉄製のため使用前に錆びつき防止の為の「シーズニング」と言う作業が必要となり初心者としては扱いが難しくなります。(熟練者にとってはこの作業も楽しいのですが。)
そこで今回は、お手入れの簡単なダッチオーブンがクラウドファンディングに登場していますので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、新潟精密鋳造株式会社にて製造・販売されたものです。
金物の街「燕三条」にある新潟精密鋳造株式会社は、社名の通り精密な鋳造製品の製造を得意にしており「L’hirondelle(リロンデル)」という自社ブランドを持ち、同名のステンレス鋳造ホーロー鍋は、「蒸す」「煮る」「炊く」「無水」調理ができる魔法の鍋として高評価を得ています。
新潟精密鋳造が作ったダッチオーブンとは?
今回新潟精密鋳造が製造したダッチオーブンは「L’hirondelle FORTE(リロンデルフォート)」と名付けられました。
製品特徴
「L’hirondelle FORTE(リロンデルフォート)」は、先に発売されている「L’hirondelle(リロンデル)」の製法を活用してできた特殊なステンレス鋳物材のダッチオーブンです。
ステンレス製なのでシーズニングの必要がない
冒頭でも述べましたが、通常鋳鉄製のダッチオーブンは、錆止めオイルが塗られており使用前にそのオイルを洗剤で洗い流し、その後食用油を塗布し空焼き→自然冷却という作業を数回繰り返し、黒錆を生じさせる「シーズニング」の必要があります。しかし「リロンデルフォート」はステンレス製のためその作業の必要がなくすぐに使うことができます。
特殊ステンレスで保温性と蓄熱性が高い
新潟精密鋳造は、ステンレスを材料から調合できる会社ですので、オリジナルの成分値を持つステンレスを作ることができます。そのため「リロンデルフォート」は、一般の鋳鉄製より保温性と蓄熱性と防錆性の高い製品となっています。
この保温・蓄熱性により余熱調理が可能となり「焼きすぎ、炊きすぎ、煮込みすぎ」という失敗が無くなり美味しい料理が可能です。
「リロンデル」の特徴を継承
先に述べたように「リロンデルフォート」は「リロンデル」の製法を使って作られています。よって「リロンデル」の特徴を継承しています。
例えば蓋部分についている丸みは、調理した際の食物からでた水蒸気を中心に集め、水滴として中心に落ちるよう設計されており食材全体に熱が伝わり、素材本来の色や栄養素を逃がさず、短時間での調理を可能になっています。
次に蓋と鍋本体との合わせ面の加工が精密に行われており密着性が高く、気密性が高いので、無水料理が可能となっています。
使用後のお手入れ、持ち運びも簡単
「リロンデルフォート」は、使用後のお手入れも簡単で洗剤を使って洗いさっと拭くだけの手軽さです。
またステンレス製のため鋳鉄製より軽量にできており持ち運びも楽々です。
細かい所にも工夫が
「リロンデルフォート」の蓋は掴みやすいワンハンドとなっており熱々になった場合でも軍手をはめて掴むことができます。
また吊り下げ金具を標準装備しており、焚き火のうえで吊り下げて使うことができます。
製品仕様
素材 | ステンレス材 (SUS単層材) |
重さ | フタと本体の重さ 2.9kg / ツルの重さ 0.2kg |
容量 | 2.1ℓ |
サイズ | 本体外径 Φ198mm / フタ外径 Φ202mm / フタと本体を組んだ高さ 150.5mm / ツルを組んだ高さ 232.2mm |
価格と販売方法は?
「L’hirondelle FORTE(リロンデルフォート)」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、一般販売予定価格23,000円のところを数量限定で15%オフの21,250円(税込)となっています。
なお本製品は、クラウドファンディングにて資金集めをしている性質上、購入後製品の発送は、2021年7月末までです。
まとめ
今回は、初心者でもすぐに使えるダッチオーブン「L’hirondelle FORTE(リロンデルフォート)」を紹介しました。
「L’hirondelle FORTE(リロンデルフォート)」はキャンプ料理で大活躍するのはもとより家庭での煮込み料理、無水料理で活用でき、オール電化でのIH調理器にも対応しています。
興味のある方はクラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。