SF映画のような空飛ぶ車の登場はまだ先になりそうですが、メルカリR4D(R4D:メルカリの研究開発組織)と東京大学 川原研究室・新山研究室が今までにないモビリティを開発中です。
その名も『poimo』
まだ発売には至っていませんが、現在までの開発状況についてご紹介します。
『poimo』とは
『poimo』は「POrtable and Inflatable MObility」から名付けられました。
つまり持ち運びできて(portable)、ふくらませることができる(inflatable)乗り物です。
細かい説明は後ほどとして、まずは下記動画をご覧ください。
引用:東京大学 川原研究室
動画が全てを物語っていますが、以下補足説明です。
素材は特殊ビニールのため軽量かつ折りたたんでバッグに収納可能。空気でふくらませることができるため、どこでも乗り降り可能な点が一番の特徴です。
自宅から公共交通機関、公共交通機関から目的地までの移動を想定し設計されています。
そのためバッテリーに関しても、ワイヤレス・バッテリーレス構造を取り入れる形で開発が進められています。
このように『poimo』は画期的なモビリティのため、世界各国のメディアから注目を集めています。
実際の乗り心地
既に試乗するレベルまで開発は進んでいます。
乗り心地としては、空気が入っているためふわふわした乗り心地かと思いきや、空気がしっかり詰まっており、安定して走行できるような固めの感触だそうです。
今後の『poimo』について
既に試乗テストまで進んでいますが、今後は下記課題に取り組むと発表されています。
- 走行性能や利便性といった技術課題の解決
- poimoのニーズ検証・コンセプト検証
- COVID-19による非接触型配送の需要高まりを受け、自動運転・追従運転によるラストマイル物流の配送実証
引用:東京大学 川原研究室
まだすぐの発売とはなりそうもありませんが、非常に魅力的な乗り物のため、早期の発売が期待されますね。
今後も続報が出れば発信していきます!
written by good 3