キャンプに行くときには、バーベキューセットやテントのように、どこに何をしに行くのかということを想定して、
グッズの準備をするものです。
ところが、しっかり準備したにもかかわらず、実際にキャンプをしてみると意外にも
「あれがない、これがない」といったように、慌ててしまうことがあります。
そんな時に「え、まさかこんなものが?」と思うようなアイテムが、キャンプのトラブルを解決してくれることがあります。意外と役に立ったアイテムを紹介します。
海辺のキャンプ場での出来事
小学生の頃、家族で海辺のキャンプ場に行ったときのこと。
ゴムカヤックで遊んだり、海水浴した後にバーベキューをしたのですが、着火剤が足りずに、火をおこすのに苦労したことがありました。
すぐに着火剤が手に入るようなお店がなく、途方に暮れていたのですが、そんな時に活躍したのが、ゴムカヤックの空気入れに利用していた、フットポンプでした。
これを使ってコンロに送風することで、団扇であおぐよりも効率よく空気を送ることができて、安定した火おこしができました。
フットポンプは、100円ショップでも手に入れることができて、浮き輪を膨らませたり、レジャーでもちょっとしたレクリエーションに使うゴムボールを膨らませる時にも使います。いざというときの為に車のトランクに積んでおくと、火おこしをはじめとしてキャンプで意外な活躍をするかもしれません。
バーベキューでの出来事(まな板を忘れた時)
大学生の時、友達と山のキャンプ場に行ったことがあります。
そこで、バーベキューをしたのですが、肉の切り分けに苦労したことがあります。
ナイフや包丁はあったのですが、まな板がなく、「どこで肉を切ろうか?」ということで悩んでいました。
その時に活躍したのが、牛乳パックのような紙パックでした。
使ったのは、午後の紅茶の容器だった紙パックだったのですが、
大急ぎで友達と飲んで空にした後、パックを切り開いて、清潔な水で洗って、それをまな板として代用することで、肉を切ることができました。
キャンプでの飲料水は、水、ジュースともにペットボトルの容器に入ったものを購入することが多いと思いますが、紙パックのものを1つでも買っておくと、意外なものに代用できるので便利です。
バーベキューでの出来事(エチケット袋)
その山のキャンプの続きなのですが、お酒を飲みすぎて気分が悪くなった友人を介抱するときにとても苦労しました。夕方になって、キャンプ場を引き上げようという時にも容体が安定しなかったので、そのまま車を運転しながらもう一人の友達に介抱してもらっていたのですが、車の中で何度ももどしそうになって、大変でした。
そんな時、買い出しで余分にもらっていたレジ袋が役に立ちました。
今回の場合は飲み過ぎが原因ですが、急な容態の変化はキャンプでは起こりうることですから、エチケット袋として、レジ袋を余分にもらっておくのもいいかもしれません。
キャンプでは意外なものが役に立つ
こんな風に、キャンプでのトラブルでは、本当にちょっとしたものが解決の糸口になる事があります。
不要なものだと思ってトランクにしまったままになっているものや、役に立つかもしれないのに使い切ってそのまま捨ててしまうものも。
こういうものを少しでも有効活用できたら、キャンプをさらに楽しめるのではないでしょうか?