お酒に詳しくない方でも、朝ドラ「マッサン」の放送でウイスキーが原酒不足に陥ったというニュースならご存じではないでしょうか?
今回紹介するのが、そんなウイスキーの仲間の蒸留酒に分類される「菅原水鏡」です。
このウイスキーは2019年のG20福岡で公式出品され、各国参加者から賞賛を受けた麹ウイスキーです!
販売元について
販売元の「酒商菅原」は、福岡県で酒商を営んでいます。
酒商という言葉はあまり聞きなれませんが、一言で説明すると、単に酒を仕入れて販売するだけでなく、仕入れた酒を独自にブレンドし、その店独自の商品として販売する業態です。最近ではあまり見られなくなりましたが、かつては日本でも多くのお店がありました。
そんな酒商を営む「酒商菅原」だからこそ、新ジャンルの蒸留酒を製造することができたんですね!
菅原水鏡(後熟シリーズ)ができるまで
そもそも、日本初のウイスキーが製造されたのが、1880年でした。そしてこれが、麹を熟成させて作った麹ウイスキーだったのです。しかし、これは特許を取得されたものの、商品化までは至りませんでした。
また、酒税法上の分類では、麹で醸した蒸留酒は酒類に分類されず、日本初のウイスキーである麹ウイスキーは幻として消えてしまいました。
そして、今日では、ジャパニーズウイスキーが海外から高い評価を受ける一方で、ウイスキーと同じ原料の大麦を使用した本格麦焼酎は世界的にはあまり認知されていません。
そんな背景の中で、菅原酒商では、樽熟成の本格麦焼酎を麹ウイスキーにうまくブレンドできれば、「麹ウイスキー」として世界的に認知されるのではないかと考えられ、「菅原水鏡(後熟シリーズ)」への挑戦が始まりました。
つまり、「菅原水鏡(後熟シリーズ)」は幻のウイスキー「麹ウイスキー」への挑戦から始まったのです!
元サントリー白州蒸留所製造技師長の協力を得て、ニンジン焼酎をコアとする、伸びのある香りが特徴的な全く新しいスピリッツへとたどり着いていました!
菅原水鏡(後熟シリーズ)の味わいの特徴は、先ほど紹介しましたとおり、ニンジン焼酎を使用しているところにあります。このことによって、野菜が本来持つ瑞々しさや、清々しさと優しい甘味を感じることができる味わいを持つことです。
菅原水鏡(後熟シリーズ)の紹介
今回Makuakeに出品されているのが、ここから紹介する5種です!
また、それぞれの特徴も一緒に紹介します!
菅原水鏡ノンエイジPXシェリーバットフィニッシュ720ml
レーズンのような甘味がありながら、スパイシーでビターな味わいを特徴としています。
菅原水鏡 ノンエイジカルヴァドスバレルフィニッシュ 720ml
こちらの特徴は、ニンジン原酒の甘さは一転し、ドライでスパイシー、シャープな口当たりです。
菅原水鏡 ノンエイジアマローネバットフィニッシュ 720ml
ブドウを干して糖度を高めた樽で熟成されているため、凝縮された味わいとほのかな糖度を感じることができる点がポイントです。
菅原水鏡 ノンエイジオロロソシェリーバットフィニッシュ 720ml
シェリー樽で熟成する過程で染み込むタンニンが、複雑で深みのある味わいが感じられます。ノンエイジシリーズでは、最も重厚さを感じることができるようになっています。
菅原水鏡14年赤ワイン カスクフィニッシュ 720ml
今回の中では最も長い14年の熟成を行っていることが最大の特徴です。
また、そのことによって、赤ワインのジューシーなチェリーやカシスなどの強い果実の香りとより長い余韻が楽しめるようになっています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ウイスキーなどと同じ分類の蒸留酒の「菅原水鏡(後熟シリーズ)」について紹介しました。
この蒸留酒は、Makuakeで目標額の200万円を大きく上回る約870万円を集めています!
すでに売り切れ状態になっているものもありますが、新しい味わいを求める方はこれを機会に購入を検討されてはいかがでしょうか?
詳細をもっとよく知りたい方は、Makuakeをチェックしてみてくださいね!
- Makuake 当プロジェクトサイト:https://www.makuake.com/project/sugawara_suikyo/