フランスのガレージメーカー「Exod Outdoor」から、次世代インフレータブルテント「ARK」がこの春クラウドファンディングにて提供開始予定です。
このテントが目を引くのは、エアーフレーム構造がなせるハンギングです。なんと!上から吊るしたり、ハンモックのように左右から張って、空中に浮くことができるのです。詳しく見てみましょう。
膨らませるテント
わずか30秒で膨らむ
Exod Outdoorの公式インスタグラムのストーリーズで、実際に膨らませてる様子を見ることができます。
動画では結構頑張ってポンピングしてますが、(頑張らなくても)1分もあれば自立しそう。
これはイイ!簡単そうなのもポイント高し!山の中では特にメリット大きいですね。
風雪に対する強度に期待大
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このエアフレームに期待できるのは、その設営スピードだけではありません。
従来の金属製フレームを採用したテントは、どうしても風や積雪などでテントがつぶれないか心配する必要がありました。
エアフレーム、風に対する抵抗力はかなりありそうです。フレームが折れるという心配をする必要がありません。
積雪に対しても同様に有効で、さらに吊り下げれば除雪する手間も省けるでしょう。
吊るせるテント
吊るすことのメリットは大きい!
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地面の凹凸を気にする必要がない
岩や砂利、木の根っこなど、設営地で気になるのが、地面の状況。
テントを吊るすことで、その問題を考える必要がありません。
どこでも快適に寝むれることでしょう。エアマットもいらないかも?
環境にも良い
吊るすことで、従来発生していたテントを張ることによって生じる植生(植物たち+そこを住処にする小動物・昆虫)への影響を最小限にすることができます。
環境にも配慮できる非常に重要なポイント。
安心してください!床はフラットです。
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吊り下げても、床は水平を保てるそうです。これには、伸縮式カーボンと合金フレーム、「テンセグリティ」という「引張力と圧縮力を安定化させた構造工学」を利用したことによって実現できたようです。最新の技術を応用した画期的な製品だということですね、わかります。
気になるスペック
価格
テントのみ価格:$599.00(日本円で5~6万円)
吊り下げ用キットを含めた価格:$1299.00(日本円で12~13万円)
重量
テントのみ:2.9kg
吊り下げ用キット含め:6.1kg
収納時のコンパクト性
エアフレームなので、ある程度のかさばりは致し方ないかもしれません。
わかりやすい収納方法に期待したいです。
サイズ
現状では、1~2人用の1展開のみです。
クラウドファンディングが成功して、さらなる商品展開に期待ですが、吊り下げとなるとこのサイズが限界かもしれません。
他に面白そうなポイント
吊るしたときは下が荷物入れに!室内が広々とつかえて、すごくよさそうな機能。
他にも、天井が半透明パネルになっていて、テントの中で星空を見ながらロマンティックに眠れたりします。
まとめ
クラウドファンディングがこの春開始される予定ですが、まだ開始されていません。気になる方は公式インスタグラムをフォローして、今後の動向を要チェックです!
公式サイト:https://www.exod.store/
公式Instagram:https://www.instagram.com/exodoutdoor/
今回調査してみて、私もものすごい使ってみたくなってしまいました。ただ、購入前に日本で実際に見ることはおそらくできないと思います。パイオニア精神で購入してレビューしてみたい。