スマホのカメラ機能を使用する持ち運び便利な顕微鏡『DIPLE』がクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」にて支援を募集中です!
使い方はとても簡単♪
DIPLE本体に観察したいものをセットし、スマホのカメラ機能を使うだけでOK。
DIPLE本体はとてもコンパクトなため屋外でも気軽に利用できます。
たとえば、川や沼の水を採取して微生物を観察したり、採取した草花・鉱石を観察したりとアウトドアレジャー中でも気軽に自然観察ができます。
ミクロの世界が身近になるポータブル顕微鏡『DIPLE』を紹介します。
アウトドアでも活躍!持ち運び便利な顕微鏡
DIPLEは、目標金額€25,000を2日間で達成した製品です。
支援は続々と増えており、執筆時点(2019年12月上旬)で€11万を超える支援金が集まっています。
顕微鏡といえば、重くどっしりとしたものをイメージするのではないでしょうか。
倍率が高い本格的な物となるとサイズは大きくなり、持ち運ぶことを考える人は少ないと思います。
外出先でミクロの世界を観察するには、観察対象を一度持ち帰る必要がありました。
ですが、DIPLEならコンパクトに持ち運びできるため、キャンプなどでも気軽に自然観察ができます。
DIPLEで観察できる物
1.自分の血液を観察してみる
血液を採取し、スライドガラスに塗ります。
DIPLEレンズを装着して、あとはスマホのカメラ機能を使うだけ。
難しい手順は必要ありません。
実際に血液を観察している様子がYouTubeで公開されています。
2.微生物
微生物の観察も簡単です。
上記画像は、苔からサンプルしたワムシの観察の様子です。
※暖かい気温で1〜2日間水に浸した状態で観察しています。
3.バクテリア
上記画像はスピリルム菌です。
DIPLEはバクテリアやエンジンの排気などの観察もできます。
スマートフォンやタブレット端末に対応
カメラ機能がある手持ちのスマホやiPad等のタブレットPCが利用できます。
iPhone11 Proといった複数のカメラレンズが搭載されたスマホも利用できます。
3つの倍率の異なるレンズ
35倍、75倍、150倍の3種類のレンズが用意されています。
観察対象に応じてレンズを交換して使用します。
使い方
- 箱から取り出す
- 照明ライトをつける
- ステージをセットする
- スライドシフターを配置する
- スライドを置く
- 倍率レンズを置く
- サポートを調整する
- スマホやタブレットをかざして観察する
もっと簡単に観察したい場合はDIPLE LUXが便利
もっと手軽に利用したい場合は、レンズと側面照明がセットになったDIPLE LUXが便利です。
※DIPLE LUXの倍率は35倍です。
入手方法
『DIPLE』は、クラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で支援金を払うことで、報酬として入手することができます。
興味のある人は、こちらをクリックしてください。
■KICKSTARTERの支援ページへ
- 支援受付:€34~
- 支援期限:2019年12月18日
- 発送:2020年6月より順次
- 日本への発送:可能
製造・販売元について
- 会社名称:SMO SmartMicroOptics
- 所在地:イタリア ジェノヴァ
2016年設立
イタリア工科大学(Italiano di Tecnologia)から派生した会社です。
2016年に高精細マクロ写真を撮影できるスマホ用レンズ『BLIPS』のクラウドファンディングをKICKSTARTERにて実施しました。
およそ3年の研究開発の末、DIPLEのクラウドファンディングの運びとなりました。
■公式サイトを見る
■Facebookを見る
■Instagramを見る
もっと知りたい!という人は、ぜひプロモーションムービーもご覧ください。
まとめ
本来実験室にある、「でかくて重い」顕微鏡。
DIPLEを使えば、家の中からアウトドアまでいろいろなものを簡単に観察することができます。
また、10mからの落下実験もクリアし耐久性もバッチリ♪
子供と一緒の自然観察キャンプ等いろいろなことに使えそうです。
一般販売予定価格€53となっていますが、今なら€44(送料を除く)で入手可能です。
※DIPLE LUXは€34~。
支援期限は、2019年12月18日までです。
気になる方は、KICKSTARTERのサイトを覗いてみてくださいね。
written by 水木 幸