クラウドファンディングサイトkickstarterで、テントとハンモックを合体させた新しいギア、タンモックのプロジェクトが開始されました。
すでに目標額を大きく上回る支援を得ているタンモック。なぜ今までなかったんだろう?と疑問に思ってしまうほど魅力的なこのギアを紹介します。
ハンモックにコンパクトサイズのテントが合体
タンモックの構造はシンプルです。コンパクトサイズのテントの中に、フレーム式ハンモックがあるだけです。
通常のキャンプによし、休憩によし、ハンモックは使ってみたいけれど、周りの目が気になるという人にもおすすめのアイテムです。
地面のコンディション不問!
ハンモックを利用してソロキャンプをすると、地面の状態を気にしなくていいというメリットがあります。
木の根、砂利や岩といったものが多くても、浮いているので快適。地面からの冷えも遠ざけてくれます。
自立式なので木が無くてもOK
タンモックのハンモック部分は、自立式フレームによって支えられているので、設置場所を選びません。
木が無くても使えますし、ずり落ちてしまったりすることがないので、ロープワークに自信が無い、ハンモック初心者という人でも安心して使えます。
テントの中にあるメリット
テントの中にハンモックがあることで、雨風を防げるというのはもちろんなのですが、防犯の面でも心強く感じる人もいるのではないでしょうか。
バイカー、バックパッカーの人など、なるべく荷物を減らして移動しながら泊まる人たちの間では、ハンモックで一夜を過ごすというのは新しい話ではありません。
ハンモックの上にタープを張って一夜を過ごすスタイルに、憧れる人も少なくないでしょう。
ですが、ハンモック&タープで泊まるときに気になるのが防犯面です。荷物が丸見えのため、盗まれる可能性もないわけではありません。
カラビナやロープ、ロックワイヤーなどでハンモックや立ち木、バイクに固定しているという人もいます。
もちろん覗こうと思えば外からは簡単に見えてしまうので、女性はとくに選びにくいスタイルでした。
タンモックは荷物を置く場所も確保でき、外部からも見えなくなるため、安心感が増します。
ダブルジップオープニングで開放的な空間にも
ハンモックの醍醐味である、開放感。タンモックでもその解放感を味わうことができます。
両サイドは大きなダブルジップオープニング仕様になっており、目の前の景色を思う存分楽しめます。
サイドと上部はメッシュスクリーンなので、風だけを通し、虫や木の葉だけを避けることもできます。
もちろんハンモック単体での使用も可能です。
嬉しい細やかな収納
ハンモックで不便さを感じるのが、手元の収納です。
下に置いてしまうと取るのが面倒だし、かといってハンモックの中に置くのは難しい。メガネやスマホなど、さっと手に取りたいものの置き場所には困りがちです。
タンモック内部、サイドの部分には収納ポケットがついており、そんな小物類を置いておくのにピッタリ。
ハンモック上部の追加収納はメッシュになっていて、小物を置いてもどこにあるか一目瞭然。
ライトを置けば、タンモック内を照らすことができます。カラビナやスタンドなどは不要です。
フェス・バックパッカー・ピクニックにも!
タンモックが活躍する場は多くあります。
荷物を少なくしたいキャンプはもちろん、ビーチ、フェス、ピクニックでの休憩タイムなどにも便利です。
アウトドアレジャー先で寝転がりたいけれど地面が硬い、ごつごつしている、冷たい、熱い。人が多く場所が狭いけれど、プライベートな空間を確保したい。タンモックはそんなシーンで大活躍してくれそうです。
造りも秘密基地のようで、子どもにも人気が出そうですね。
国内での流通に期待
タンモックは海外版kickstarterのプロジェクトのため、国内で個人が手配するには気軽にとはいきません。
しかしながら国内では似たようなギアの取り扱いがほぼ無く、海外での注目もかなり高いため、セレクトショップや個人輸入での販売をはじめとする今後の国内流通に期待が高まります。
海外版kickstarterの輸入代行サービスなどもあるので、自己責任にはなりますが探してみるのも手でしょう。
ありそうでなかったワクワクがとまらないギア、タンモック。活動の幅を広げたいアクティブな人には見逃せないアイテムです!
タンモックのプロジェクトページはこちら(kickstarter内)
https://www.kickstarter.com/projects/litoutdoors/meet-the-tammock