アウトドア用品メーカー「スノーピーク」と、スキー場の運営をおこなっている「白馬観光開発」が2018年に設立した「株式会社スノーピーク白馬」が、2020年春に複合商業施設を白馬で開業することを発表しました。
キャンプ用品の販売やレンタル、飲食店、キャンプもできるという『体験型施設』として整備をし、通年型リゾート拠点を目指すとのこと。
これは楽しみですね。その内容をみていきましょう。
世界的建築家「隈研吾」氏が設計
体験型施設は、白馬八方尾根スキー場の駐車場跡などの約1万6千平方メートルもの敷地を整備します。
そのうち複合商業施設の平屋建ての建物は約1400平方メートルで、世界的な建築家として著名な「隈研吾」氏が設計を担当します。
屋根の輪郭は北アルプスの壮大な尾根をイメージ。
屋根の下部分には、「木組み」を採用して雪の結晶を連想させる形がデザインされています。
村内で会見をした隈氏によると、「白馬村の象徴となるような建物にしたい」とのこと。
完成が待ち遠しいですね。
「店舗」「野遊び」「イベント」の3エリア
広大な敷地内には、「店舗」「野遊び」「イベント」の3エリアを設けることが計画されています。
店舗エリア
スノーピーク製品の販売やレンタルをおこなう店舗やレストラン、コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒーのカフェ店舗が配置される予定の他、白馬村の観光案内所も入ります。
また、レストランには「ミシュランガイド」で最高評価「三ツ星」を獲得した料理人が監修するとのことが発表されています。
野遊びエリア
建物の周囲には芝生の広場を中心とした「野遊びエリア」が配置されます。
キャンプやバーベキューを楽しんだり、隈氏が監修するスノーピークの木製トレーラーに宿泊できます。
イベントエリア
イベントエリアでは、地元産の食材などを販売する「マルシェ」を展開予定。
また、地域の方々の憩いの場として活用したり、緊急時の避難場所として利用したりと、地域住民と寄り添うエリアになります。
四季を通じて楽しめる山岳リゾート
2017~2018年シーズン、白馬を含む大北地域のスキー場を訪れた外国人観光客は過去最高を記録しました。
また、海外においても白馬の認知度が高まっています。
「四季を通じて楽しめる山岳リゾート」を目指すというスノーピーク白馬の「体験型施設」。
完成を楽しみに待ちましょう。