車中泊は楽しいもの。快適すぎて、毎日でも車中泊したい!という方も多いでしょう。
実は世界では今、車中泊ならぬ車中生活「バンライフ」を送っている方が増えてきています。
新しい車の役割、未来の生き方、場所にとらわれない生活。テクノロジー×自然と共に暮らすをテーマにした、世界のあしたの暮らし展示場「つくばVAN泊」がこの春に開催されます。
つくばVAN泊とは?
「持続可能都市」を目指すつくば市が、移住交流促進・関係人口の創出を目的に開催するイベントです。
現在車は移動手段としてだけでなく、被災時のシェルターといった「過ごす」空間としての価値が取り上げられつつあります。
バンタイプの車を拠点に生活や仕事をする「バンライフ(VANLIFE)」が注目され、インスタグラムでは世界中でタグ付けされているほどです。
そんなバンライフの「移動しながら」生きる、生活していくスタイルは、地方の過疎化、限界集落、都市密集型社会、少子高齢化といった様々な社会問題に新しい風を吹き込んでくれる可能性を秘めています。
そんな「せかいの明日」を感がるのが、つくばVAN泊なのです。
宇宙生活との共通点とは
JAXAをはじめとした宇宙関連の研究機関も多いつくば市。
宇宙生活では水のリサイクリングシステムが非常に重要で、その中には尿を飲み水にできるような高度なろ過装置もあります。
トイレも水で流すのではなく、空気の力で処理をしたりと、さまざまなテクノロジーが活用されています。
バンライフと宇宙生活。そこには共通の課題と、そして解決策が見えてきます。
今はまだ、バンライフは万人向けとはいえるライフスタイルではありません。つくばVAN泊では、課題を解決すためのアプローチの一つとして、科学技術の面からも。
実際にバンライフに挑戦している方の話を聞く
バンライフは理想やアクティビティではありません。実際にバンをオフィス、あるいはライフベースとして活動している方が世界中にいます。
バンライフの大変さ、面白さ、可能性など、直接話を聞いてみないとわからないことも多いもの。つくばVAN泊では活躍中のバンライファーの方を招いてのピッチイベントも行われます。
滅多にないチャンスなので、バンライフに興味がある方はお見逃しなく。
つくばVAN泊の公式サイトにも、各バンライファーの方々の活動内容や動機など、興味深い話が掲載されています。
クラウドファンディングで資金集め中
イベントの資金をクラウドファンディングで集めるのは、珍しいことではありません。
つくばVAN泊の新しい取り組みは、このクラウドファンディングが「ふるさと納税型」という点です。
個人からの寄付だけが対象ではありますが、ふるさと納税の還元・控除対象になっています。コースも5,000円からと寄付しやすい価格設定。
通常のふるさと納税と異なり使用目的が明確になっているので、これなら寄付してもいいと感じる方も多そうです。
返礼品はつくばVAN泊サポーター証、各種イベントの体験や、コーヒードリップバッグ、スノーピークとのコラボレーション「CAMPING OFFICE TSUKUBA」アウトドアオフィスモニター体験などが揃っています。
つくばVAN泊のクラウドファンディングページはこちら(Makuake)
https://www.makuake.com/project/tsukuba_vanpaku/
開催日時・場所
2019年3月21日(木・祝日)、22日(金)
場所:SEKISHO INNOVATION PARK(仮称)
茨城県つくば市吾妻2丁目
つくばエキスポセンターに隣接した関彰商事株式会社の用地
つくば駅A2出口 徒歩2分
当日はバンマルシェ(仮)やお子様も楽しめるワークショップ、バン図書館といったイベントも予定されています。まだまだこれからコンテンツが増えていくそうなので、興味がある方はこまめに公式サイトをチェックしてみてください。
つくばVAN泊の公式サイトはこちら
https://tsukuba.tomorrow-labo.jp/vol1/
未来に向けた新しい可能性を考えてみる
そんなまさか、と笑ってしまうようなことが、本当の未来では実際に起こるもの。
ネットショッピング、スマホ、ワイファイと、夢物語だったことがどんどん実現していく世の中です。
いつかの未来、家を持たずに暮らすような時代がくるかもしれません。
車中泊・宇宙生活・自由な働き方。関係なさそうで実は繋がっている、これからのテーマです。世界の明日をつくばVAN泊で体感してみてはいかがでしょうか。
written by ashitamago