この時期ならでは!冬登山を楽しむためのガイド

まだまだ寒い季節は続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬には汗をかく機会が少ないので、登山などで体を動かしてみるのもいいかと思います。

都会を抜け出して、誰も踏み入れたことの無い雪の山に登ってみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
この時期は、空気が澄み切っているので景色も楽しむことができます。
とは言っても、この時期に山登りをするのは危険も伴いますので、しっかり準備をして望みたいものです。

持ち物、装備編

水や食料は少し多めに持っていくという事もポイントです。
冬用に大きめのリュックを用意するのもいいかもしれません。


【Qiilu】登山リュック ¥2,999

出典:Amazon

容量55リットル+5リットルと、かなりいろいろなものを詰め込むことができます。
たくさんポケットがあるのも、うれしい設計です。

防寒防雨対策もしっかりと行ってください。
雪が降るほどではない場合も、夜露で濡れた木々に触れると上着がびっしょりになることもありますから。


【FEIDA】 ハードシェル ¥8,490

出典:Amazon

インナーと2枚構造になっているので、気温や体の状態に応じて好みのスタイルで着用することができます。
リュックやウェアは、もしもの遭難時に備えて、明るい色のものを選ぶことを忘れずに。


【OUTAD】 アイゼン 18本爪 ¥1,729

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靴は履きなれたもので良いのですが、運動靴や足袋などはちょっと注意が必要です。
なぜなら、少しの標高でも凍っているということがしばしばあるからです。
私がオススメするのは履き慣れたものの上に装着できるスパイクタイプ。
必要に応じて付け替えられるものがたくさんありますので、冬に登山をする場合は必ず用意しましょう。

その他、耳まで隠れるニットキャップや、雪からの日光の照り返しから目を守るサングラスなど、冬ならではの持ち物もありますね。

準備編

冬の登山の経験が乏しいようであれば、無理をするのは禁物です。
一日のスケジュールのうち、少なくとも2〜3時間は余裕を持って計画を立てましょう。
風雨や体調の変動で思わぬ休憩をとらなくてはいけないこともありますし、足元の影響で移動に時間がかかることもあるからです。

また、初めて登る山に、冬に行くことは避けましょう。雪の影響で道に迷ってしまうことが多いからです。

何度か登ったことのある山に行くことで、他の季節とは違った環境や風景を楽しむようにしてください。

山選び編

さあ、準備も整い、選択肢が絞れてきたら、どの山に登るのかを決めるわけですが、冬山の経験が乏しい方にお勧めなのは、やはりケーブルカーやロープウェイなどの、下山、帰り道のルートが選べる場所です。

もし、初めて冬山に登るという方がいたら、私は迷わず筑波山をおススメします。夏場はたいへん混んでいる山も、冬には人影がまばらになりますし、何より、登山道が比較的整備されているのもうれしいです。

とはいっても、路面が凍結していたりすることもありますので、しっかり準備をして臨んでくださいね。

おわりに

さて、今回は冬の登山を楽しむためのアイテム紹介や、準備、山の選択についてのおススメをさせていただきました。

せっかくのレジャーですので、けがやトラブルにあうことがないように、心がけていきましょう。


written by のまっこ