キャンプで焚火をする際に着火剤にチャッカマンなどで火を着ければ簡単に火を起こすことができますが、
着火にひと手間加えるだけで焚火がより一層楽しい物になります。
今回はファイアースターターについて紹介します。
- ファイアースターターとは
- 着火の方法
- おすすめのファイアースターター3選
- ファイアースターター以外の面白い着火道具
- 着火にひと手間でキャンプを楽しく!
ファイアースターターとは
ファイヤースターターは黒い棒状のものでナイフの背やストライカーという金属パーツで引っ掛けるようにこすると火花を散らすことができる道具です。
原料には花火で使われるマグネシウムなどが入っており、摩擦で削れて火花が散るという仕組みになっています。
長いものは1こすりで多くの火花を飛ばすことができ、短いものは携帯性に優れています。
着火の方法
ファイヤースタータ―をこすれば火花が散るのですが薪に直接火を着けることができません。ですので何かしらの工夫が必要です。
薪に直接着火したい場合はまず、焚き付け用の細い薪を用意します。
焚き付け用の薪をささくれのように削っていき、フェザースティックというものを何本か作ります。
そこに目掛けて火花を散らせます。そうするとささくれの部分に火が着きそれが広がって火になります。
他にも麻の紐をほぐしたものやティッシュも火口になるため着火の際に使ってみてください。
おすすめのファイヤースタータ―3選
ブッシュクラフトinc ファイヤーメーカー
特徴
ファイヤースタータ―の中でも特に長いロッドなので一回こするだけでかなりの量の火花が出ます。
ですのでフェザースティックなどに着火するときに失敗しずらいです。
また径も太いのでやせ細っていくまでに時間がかかり、使える回数も他のファイヤースターターと比較すると多いです。
野良道具製作所 野良スティック
特徴
持ち手が丸い形や竹のような形などいろいろ種類があり、愛着が湧きます。
火付けのロット部分は持ち手とねじ式で固定されているため減ってきたら取り外して交換が可能です。
ロッドの径も10㎜~13㎜あるため寿命も長く使えます。
キャプテンスタッグ ファイヤースタータ―
特徴
ストライカーがファイヤースタータ―の収納ケースになっているのでとてもコンパクトに持ち運べます。
1000円台で購入できるのでコスパもいいです。試しにファイヤースターターを使ってみたいという初心者の方におすすめです。
ファイヤースタータ―以外の面白い着火道具
ファイヤースタータ―以外にもひと手間加えた着火方法がありますので2つ紹介します。
火打石
特徴
火打石を打ち金で打ってチャークロスという布を炭化させたものに火を着けます。
火が着いたら麻紐をほぐしたものや枯れ葉などを集めておいたものでくるんで息を吹きかけ火を着ける方法です。
火付けまで火を育てている感じがしてとても楽しいです。
プラズマライター
特徴
プラズマライターは火花ではなくスタンガンのような電気で着火します。
こちらも麻の紐をほぐしたものや枯れ葉などに電極を付けスイッチを押すと火が着きます。
風にあおられることなく着火でき、充電式で繰り返し使うことができます。
いろんな着火を試そう
着火にはいろいろなやり方があります。
個人的にはフェザースティックをたくさん作ってファイヤースタータ―を使って一発で着火が成功した時の快感は忘れられません。
フェザースティックを作るところから時間を忘れて夢中になれるので、キャンプの中でとても楽しい時間になります。
ただし使うものは火ですので、皮の手袋や綿の軍手を着用し、家の敷地内などで練習する際は周りに気を付けて行うようにしましょう。
着火にひと手間加えると、火を作る感じがしてとても楽しいですし、盛り上がりますね。
今回ご紹介したファイヤースタータ―を使った着火、ぜひチャレンジしてみてください!