株式会社マルタイと言えば福岡県福岡市に本社を置く即席ラーメンのメーカーとして有名です。1959年に発売を開始した「即席マルタイラーメン」は「棒ラーメン」と呼ばれ、インスタントラーメンとして有名な安藤百福氏が発明した「チキンラーメン」より以前に商品化されていました。現在でも根強い人気があり特に九州では高いシェアを獲得しています。
今回はそんな「マルタイ」の「棒ラーメン」の進化系商品がクラウドファンディングにて先行発売されていますので紹介したいと思います。
福岡のソウルフード「棒ラーメン」
「即席マルタイラーメン」と言えば60年以上の間九州、特に福岡ではお昼ごはんの定番で「棒ラーメン」の名前でふるさとの味「ソウルフード」として親しまれてきました。
「マルタイ」を全国に広めたい!若手社員が開発した新商品とは?
九州、特に福岡では絶大な人気を誇るマルタイの「棒ラーメン」ですが、全国的人気を得ているかと言えば浸透していないのが現状です。
そんな状況を打破しようと株式会社マルタイの若手社員が様々な部署から集結し立ち上げたプロジェクトによって開発したのが今回紹介する「BO-RAMEN」です。
商品特徴
即席めんとは想像できない斬新なパッケージ
今までの即席めんといえば袋にパッケージされ、手軽なイメージと生活感が溢れお世辞にもお洒落というものではありませんでした。
しかし「BO-RAMEN」はこの概念を覆し、どんな場所でも置けるようなおしゃれさで、生活感を感じさせないパッケージを目指し箱形のパッケージを作りました。
その外観はまるでハードカバーの本のようで本棚に置いておいても何の違和感もありません。また5色のパッケージをすべて揃えるとお洒落なインテリアになりそうです。
人気店に引けを取らない本格的なスープと具材
ラーメンの味を決めるのは、麺・スープ・具材の3要素ですが「BO-RAMEN」では伝統の「棒ラーメン」の麺に加え、スープと具材にも工夫を施しました。
まずスープはよりおいしさを引き出すために粉末スープと液体スープの「Wスープ」を採用し、こだわりの調味油を合わせることによって本格的な味を作り出しました。
次に具材は、レトルトのチャーシューや、きくらげ、チーズ、ゆず胡椒などを採用し、特にチャーシューは豚骨スープに合うような味付けとなっています。
麺は伝統の慣れ親しんだストレート麺
「BO-RAMEN」は従来の商品から様々な改良を加えていますが、麺だけは小麦粉、めんの太さ、長さ、ノンフライの製造方法などにこだわりを重ねた伝統のストレート麺を採用しています。
商品ラインナップ
「BO-RAMEN」は、5種類の味のラインナップを用意しました。
博多とんこつラーメン(白)
即席めんの「とんこつスープ」は、1969年にマルタイが開発しました。「マルタイ」の歴史と言ってもよい味です。
担々まぜそば(赤)
マルタイラーメンは「冷やし中華」のアレンジレシピが定番となっています。
水で締めた棒ラーメンの美味しさをより体感していただくために開発されたのが担々まぜそばです。
チーズとんこつラーメン(黄)
海外で人気の商品である「チーズとんこつラーメン」をチーズをふんだんに使用して、グレードアップさせ日本でも味わってもらおうとリリースしました。
鶏白湯ラーメン(緑)
博多名物の「水炊き」をイメージして作られた「鶏白湯」味、数種類の野菜エキスで野菜の煮込み感、6種類のチキンエキスで鶏のうま味を再現しています。薬味のゆず胡椒のさっぱりした辛みで味が締まり、クリーミーで上品な味わいのラーメンに仕上がります。
青とんこつラーメン(青)
美味しいに「面白さ」をプラスしたいと企画したのが「青とんこつ」です。独特の青い色合いは、藍藻から抽出した天然系青色色素を使用しています。しっかり美味しいマルタイ自慢のとんこつラーメンの味わいはそのままに、面白さを感じられるラーメンです。
価格と販売方法は?
「BO-RAMEN」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、「BO-RAMEN」5色セットが数量限定で定価4,430円から10%オフの3,987円(税込)となっています。
まとめ
今回は「マルタイ」の「棒ラーメン」の進化系商品「BO-RAMEN」を紹介しました。
筆者にとって「即席マルタイラーメン」と言えば、子供の頃のお昼ごはんとして定番で懐かしの味です。そんな「棒ラーメン」が若手社員によって生まれ変わろうとしています。興味のある方はクラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。