ダイブコンピューター、水中カメラ、ログブック、ただでさえ重たいダイビングのギアに加えて、それら全部を持つのはダイバーにとって負担でした。
これを解消すべく作られたのが今回紹介する「DIVEROID」です。
自分のスマートフォンをDIVEROIDに入れるだけで、ダイブコンピューター、水中カメラ、ログブックと3つの役割をこなしてくれる優れものです。
DIVEROIDの機能
セーフティアラート機能
ダイブコンピューターはダイビングにおいて必要不可欠なアイテム。
水深、潜水時間、浮上速度、水温などが、暗い水中でも一目でわかるようになっているので、ダイビングを安全に行うことができます。
ディープストップやセーフティストップ、浮上スピードが速すぎる場合、無減圧潜水時間、酸素中毒、限界深度など、異常があればわかりやすいポップアップで知らせてくれるので安心です。
深度アラームは6段階で設定可能なので、フリーダイビングでも使用できます。
撮影機能が多彩
使用するにはスマートフォンにDIVEROIDのアプリをダウンロードする必要があります。
DIVEROIDのアプリを使うことで、写真や動画を撮影することが可能になります。
通常のカメラ撮影はもちろん、ワイドやズームそしてセルフィでの撮影が可能です。
水深が深くなればなるほど光が届かなくなり、青味がかった写真になりがちですが、カラーレンズフィルター機能を使うことで実際の色彩を再現できます。
4K動画の撮影も可能なので、色鮮やかな動画を残すことができます。
ログ機能
3Dコンパスでダイビング中のログ情報を記録しているので、いつどこのダイブ地点での写真か一目でわかるようになっています。
取得した情報はSNSを通じて簡単にシェア可能。もう紙のノートやペンは必要ありません。
DIVEROIDのこだわり
ウォータープルーフ
DIVEROIDは3度の厳しい耐水性テストをクリアしているので、中に入れたスマートフォンが水に濡れてしまうことはありません。
また、通常はシングルリングを使用することの多い開閉部分にダブルOリングを使用しているので、水深60メートルでも水圧に耐えることが可能です。
強靭なガラス
ケースには丈夫なゴリラガラスをしています。
2mの高さから落としても壊れない、ノートPCやスマートフォンに使われている強化ガラスです。
また5段階のヒートシンクシステムを備えているので、ガラスの中が曇って見えなくなることを防いでくれます。
どんな状況の海でもクリアな撮影ができ、確実にデータを守ってくれるので、頼もしい限りです。
DIVEROIDの今後
DIVEROIDはユニバーサルデザインなので、さまざまなスマートフォンで使用可能です。
今のところHauweiの一部モデルでは使用できないようです。
万が一購入後に自分のスマートフォンが使用できないタイプであることがわかれば送料含め返金対応してくれるとのこと。
日本までの送料は税金込みで35USDです。
すでに目標は達成していますが2021年2月まで募集しています。
発送は4月以降なので、夏のダイビングシーズンに間に合えば嬉しいですね。
Kickstarterプロジェクトページはこちら:DIVEROID