黒海に近い大自然の中で100年以上活かされてきた地域の知恵を集結させて完成した『Black Sea Knife』。
刃の曲線は黒海に流れつく川から創造され、黒海の厳しい自然からインスパイアされた刃先は硬く鋭く、どんな過酷な状況でも使用できます。
『Black Sea Knife』の特徴
使いやすく管理もしやすい刃
トルコの歴史あるSurmeneナイフの製造技術と最新のテクノロジーを融合させて『Black Sea Knife』の刃先をは作られました。
素材には強度が高く研磨しやすいN690のステンレスを使用しています。
N690はオーストラリア製のステンレス鋼材で、サビにくく摩耗しにくい、そして60HRCという硬度を持つ鋼材です。一般的に58HRC以下だと柔らかいため切れ味が落ちやすく、60HRCを超えると硬度が高く研ぎにくいと言われています。60HRCのN690ステンレス剛材は硬さと研ぎやすさを兼ね備えた非常にバランスの良い材質だと言えます。
ナイフの刃は人それぞれ好みの硬さがあると思いますが、切れ味もあり、持ち運び時の衝撃に強く、研ぎやすくて刃こぼれしにくい素材の『Black Sea Knife』は、これからナイフの取り扱いを始めようとする初心者にはピッタリのナイフです。
また、キャンプなどのアウトドアで使用する場合は雨や雪など濡れた状態で使用することも考えられるため、錆びにくいステンレス素材なのは大きなポイントです。
手になじむ持ち手
持ち手は抗菌性のある黒いコーリアンを使用。コーリアンは施工やメンテナンスがしやすく衝撃にも強い美しい人工大理石です。
人間工学的なデザインにより誰の手にもなじみやすい形となっており、持ち手についた溝によって水や油で手が濡れていても滑ることなく使うことができます。
アウトドアでナイフを使用する場合、うっかり手を滑らせてしまうとけがにつながることがあります。
注意深く使用するのはもちろん、ナイフ自体に滑り止め加工がされていれば安心ですね。
丈夫な鞘
大自然の中でも使えるよう、丈夫で使いやすい革を使用しています。
革は軽く、雨や雪などの過酷な環境の中での使用にも耐え得る素材です。
革の表面に彫られた狼の絵柄は、『Black Sea Knife』の強さと汎用性を表現しています。
『Black Sea Knife』 はバタフライナイフのように折り畳み式ではないので、デザイン性が高いオシャレな鞘は必須です。
ただ、持ち運び時にナイフが鞘から飛び出してしまわないように鞘の入り口に留めボタンがひとつあればより安心なので、今後の改良に期待します。
『Black Sea Knife』の仕様
重さ | 145g |
刃の幅 | 34mm |
刃渡り | 103mm |
刃の厚み | 4mm |
持ち手 | 117mm |
『Black Sea Knife』の活用
基本的にナイフはキャンプの必需品ではありません。
たいていのことはハサミと包丁で事足りますし、日常生活で使い慣れた専門の道具を使った方が格段に安全です。
でも、せっかくキャンプという非日常の空間を味わうのならば、ナイフを使って落ちている枝を削り箸やスプーンを作ってみたり、薪を割ってみたりして、自然を楽しむのも良いかもしれません。
詳細はKickstarter.comをご覧ください。