突然ですが、キャンプでのトイレ事情にお悩みではありませんか?
「トイレが遠い」「天気が悪くてトイレに行くのが大変」「凍結防止のためトイレが使用できない」
今回訪れたキャンプ場は、トイレが歩いて3分以上かかることが判明(道路を横断した向こう側の施設のトイレを利用)。
そこで、災害用として所持していた『PATATTO350+』をトイレとしてデビューすることにしました!
使用感や実際に使った感想をレビューしていきます。
3Way利用ができる折り畳みイス『PATATTO350+』
PATATTOシリーズは、名古屋を拠点とする会社SOLCION(ソルシオン)が手掛ける畳めるイスです。
A4サイズの気軽に持ち運べる『PATATTOμ』や折り畳みテーブル『PATATTO TABLE mini』など、開いて押すだけで使えるイスやテーブルなどが販売されています。
今回紹介する『PATATTO350+』は、イス・ごみ箱・トイレの3Way利用できる、PATATTOシリーズとしては、大きいサイズのイスです。
テント内に配置する
当初は、テントの外に着替えテントを置いてそこにトイレを置く予定でした。
そこで気が付いたのが以下の3点
- 高さがありすぎるのでタープ内に置けない
着替えテントは高さが190cmもあったため、タープ内に配置できませんでした。
※タープを高く張れば配置できそうでしたが、今回は最低限のポールしか持っていかなかったため試すことができませんでした。 - 着替えテントに屋根が無い。
タープ内に配置できなかったので、それ以外のところに置こうと思いましたが着替えテント上部に屋根がありませんでした。
今回のキャンプでは、天気予報が雨でしたので屋外への配置は断念しました。 - ペグダウンできるのは下のみ。
下しかペグダウンできないため、滅茶苦茶風に弱いです。
そもそも目隠し用途ですので、耐風性は考慮されていません
以上の理由から、急遽テント内にトイレを置くことにしました。
筆者が利用しているのは広めのワンポールテントですので、テントの一角をシートで目隠ししてトイレスペースとしました。
処理用として今回使ったもの
今回トイレ処理用として持っていったのは、以下の4点
- IRIS固めて使えるトイレ処理セット (※大用)
- ペットシーツ(100円均一で購入 ※小用)
- 45リットルごみ袋(100円均一で購入)
- あかちゃんのおしりふき
間口650㎜以上の袋でないと、PATATTO350+に被せることができません。
家にあった45リットルのごみ袋がちょうどよいサイズでしたのでそちらを持っていきました。
小はペットシーツで対応。
大は「固めて使えるトイレ処理セット」の凝固剤を使い、使用後は黒い袋に入れて捨てる。
トイレットペーパーではなく、あかちゃんのおしりふきを使用し、排泄後の手の汚れもおしり拭きで綺麗にしてごみに捨てる
という形でトイレを使うこととしました。
実際に使ってみて
持ち運びについて
折り畳めるといっても、ある程度の大きさがあります。
車ならともかく、バイクや荷物を減らしたい人には持っていくのは難しいです。
座り心地について
メインの利用がイスだけあって、座り心地はGood!です。
子供でも問題なくトイレとして利用できました。
水に流す必要がないため、トイレットペーパーではなく「赤ちゃんのおしりふき」を使用しました。
綺麗になりますので、おしりふきおすすめです。
匂いについて
1回ごとに袋を閉じて利用しました。
今回試したのは冬ということもあり、テント内に匂いが充満するということはありませんでした。
ですが、近くに行くと臭ったため使用後のごみを入れるための蓋つきのゴミ箱などあればさらに快適になりそうです。
仕様
- 材質:ポリプロピレン、スチール、銅、シリコーンゴム
- カラー:全3色 (オリーブ×ホワイト、テラコッタ×ホワイト、ネイビー×ホワイト)
- 重量:1.4kg
- 耐荷重:100Kg
- 組み立てサイズ:480x335x417mm (座面高さ:350mm)
- 折りたたみサイズ:497x40x470mm
まとめ
結論として、トイレとしての利用はGOODでした!
今回のキャンプでは天候に恵まれなかっこともあり、とても便利でした。
雨や寒い中トイレに行くのはとても大変ですので…。
ですがやはり少し嵩張りますので、トイレに難がある場合以外は出番がなさそうです。
デフォルトで収納袋も付いていますので、トイレ処理道具を一緒にいれて保管しておけば、もしもの時に活躍しそうです。
アウトドア用のトイレとしては、なかなか良い商品だと感じました。
written by 水木 幸