平安時代から江戸時代の間に誕生した、歴史あるアウトドアグッズ「野燗炉」
屋外で温かい熱燗と、熱々の料理が一度に楽しむことができる、お酒好きにはたまらないアイテムです。
時代の発展とともに、一時は姿を消した野燗炉の魅力が、再注目され現在に復活しました。趣があるだけではなくスタイリッシュで、利便性にあふれた野燗炉について紹介します♪
野燗炉の特徴
野燗炉とは、「焼く・炙る・炒める・煮る・燻す・沸かす」更に「熱燗」といった様々な機能をもっている、万能アウトドアグッズです。
バラエティに富んだ、日本のレシピを屋外でも楽しむことができ、熱々の熱燗も同時に頂ける、という機能的アイテム。かつて日本に存在した、野燗炉の魅力に着目した職人さん達により、一つ一つ手作りで丁寧に仕上げれられています。
野燗炉で「至福」を味わう
鍋を使ったおでんと熱燗。
この2つが揃えば、まさに温かい「至福」のひとときです。
釜を使ってホクホクの白米を頂けます。昔ながら雰囲気を味わえる釜は、センスが良くスタイリッシュ。
野燗炉の歴史
花見をしながらお酒を飲む「お花見の文化」は、現在でも絶えることなく続いています。野燗炉が栄えたのは、江戸時代といわれており、花見をしながら温かい熱燗が飲みたい! という思いから、庶民の間で広く使用されていました。時代が代わり、現在ではその姿を、見ることはなくなった野燗炉ですが、復活し更なる利便性を付け加えたことで、再度注目を浴びています!
野燗炉の使い方
上面の角にある小さな穴に、注ぎ口ギリギリまで水を入れます。
貯湯部分の水を注ぎます。※ちろりや燗徳利をつけた時に水が溢れでない程度。
炉部分に炭台座を設置し、その上に小さくした炭を配置します。※空気が通りやすいよう、炭は少なめ。
炉の下部分、側面にある穴に固形燃料を入れ着火します。
温まれば準備完了です!
【野燗炉】
野燗炉本体、冨樂、桜花(炭台座) 、持ち手セット(タモ材・竹材)が1組となっています。これだけでも十分な機能がありますが、別途、昔ながらのスタイルを楽しめる田舎鍋や釜を購入することも可能です。
値段:¥51,300
最後に
昔からの機能を残しながらも、スタイリッシュに仕上げられた野燗炉は、使うだけでなぜか様になりますね。
野燗炉で日本の文化を肌で感じながら、最高に贅沢な「至福」のときを過ごしてはいかがでしょうか?