キャンプで手間になることが多いのが洗い物。洗い場が近ければいいですが、遠いと食器を運ぶのがまず大変。
ちょっと軽く洗いたいな…というときでも遠くまで歩いたり、並ばなくてはいけなかったりは面倒ですよね。
そんなときに便利なのがキッチンシンク。食器を洗う以外にも、野菜を洗ったりと調理中も助かります。
今回はその中のシートゥサミットのキッチンシンクをピックアップ。ただのキッチンシンクとしてだけではない、応用力の高さなども紹介します。
コンパクトさが魅力
シートゥサミットのキッチンシンクの一番のポイントは、軽量&コンパクトという点です。
キッチンシンクや、食器を運ぶバスケット類はかさばることが多いですね。ですがこのキッチンシンクは、たたむと手のひらサイズになります。
ポップアップ式のギアと同じように、8の字を描くようにねじって円形になるように収納します。難しそうですが、慣れれば簡単にしまえます。
重さも150g前後ととっても軽く、バイカー、バックパッカーにも人気です。
水を入れるだけで自立
ケースから出して広げるだけではくたくたですが、水を入れるとしっかりと自立し、形状をキープします。
下が少し丸みがかって可愛らしいシルエット。口が少しすぼまっているので座りがよく、かなり安定しています。
シートゥサミットのキッチンシンクの人気ポイントは、浅く広いこの形状。浅いので水が少なくて済み、さらに洗いやすくなっています。
折りたたみバケツのようなタイプだと、どうしても深い分のぞきこむような格好になり、疲れてしまいます。
口が広いので大きめの皿も楽々。ですがコップなどはしっかり洗える便利な深さになっています。
すぐに乾く!
柔らかいので洗いやすく、乾きやすいのも人気の秘密です。
形状のしっかりしたシンクや折りたたみバケツは、そのものを洗うのが一苦労ということも。シートゥサミットのキッチンシンクは水を流せばペラペラなので洗うのも干すのも簡単。
シンクは朝食の後片付けまでがっつり使いたいので、乾きが早いのは本当にありがたいです。
サイズ展開もあり
用途に応じて5L、10L、20Lのサイズ展開があります。掃除用、洗い物用と食べ物用は分けたいという場合にも安心です。
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラSIL キッチンシンク 10L
3,240円
コンパクトなので、複数持っていても場所を取りませんね。
薄いので破れには注意
コンパクトではあるのですが、生地は薄いので取り扱いには注意が必要です。包丁は当然ですが、シンクだからとフォークを無意識に入れてしまったりするので気をつけましょう。
さらに置き場所にも注意が必要です。基本はミニテーブルや板の上に置きますが、地面に置くときは石や枝が無いかしっかり調べましょう。
水を入れたまま移動させようと引っ張るのも厳禁です。底がすれて穴あきなどの原因になります。
持ち手はありますが、水を満タンに入れたまま移動させるのは本来想定されてない使い方です。負荷がかかって破れたりという可能性もあるので、水をそのまま捨てられる場所をチョイスすることも大切です。
継ぎ目はシームテープで補強してあります。水漏れや穴あきは、シームテープを買ってきて貼ることで補強できるようです。
「嫁が気に入った」!タライ、バケツの代わりにも
シートゥサミットのキッチンシンクですが、かなりの水が入れられるので「嫁が気に入って家でも使っている」という声がちらほら聞こえます。
このサイズと形状、実は小さめのタライにそっくり。浸け置き洗いや掃除のときにタライやバケツは欲しいけど、普段は使わないから邪魔で買いたくない…という奥様方に人気が高いそうです。
値段もそこまで高くないので、家でも使えると思うとかなりお得な買い物かも知れません。
使い道いろいろ!荷物の隙間に入れておきたい便利グッズ
キッチンシンクと書いてありますが、その用途はアイデア次第。食べ物や飲み物を冷やしたり、洗面に使ったり、こういうのが欲しかった!というタイミングで役に立ってくれます。
とてもコンパクトなので、荷物の隙間にさっと入るのが魅力なシートゥサミットのキッチンシンク。これからのキャンパーの必須アイテムになりそうですね。
written by ashitamago