冬キャンプにおいて、テント内を暖かく保つための暖房はとても大切です。
薪ストーブも捨てがたいですが、手軽に持ち運びができる石油ストーブを愛用しているユーザーも多いです。
そんな石油ストーブではありますが、2泊以上のキャンプでは内蔵の灯油だけでは少し心もとないため、予備の灯油が必要になる恐れがあります。
本記事では、キャンプなどにも持っていきたい人気の灯油缶を紹介します。
灯油の運搬に便利な5リットル小型サイズ
最近では、普段はエアコンで暖をとっているけれども「もしもの時の備え」としてポータブル石油ストーブを所持している方も増えています。
また、持ち運びの便利さやスイッチ一つで暖をとれることから、石油ストーブはキャンプでも活躍するアイテムです。
冬キャンプに必要な灯油の量とは?
例えば1泊2日のキャンプの場合、
・夕方にテントに入り鍋を楽しんで就寝までストーブをつける16:00~22:00 7時間
・起床から撤収開始までストーブをつける5:00~8:00 3時間
上記のようなスケジュールの場合、10時間程度ストーブを使用します。
もしかしたら、就寝中も寒くてストーブをつけるかもしれません。(22:00~5:00 の7時間)
その場合は17時間ストーブをつけることになります。
では、石油ストーブ自体は内蔵タンクでどの程度燃焼するのでしょうか?
キャンパーに人気の石油ストーブを何点かピックアップしました。
・トヨトミ レインボー(タンク4.9L ) 燃焼時間:約20時間
・アラジンブルーフレーム(4.1リットル) 燃焼時間:約15時間
・フジカ・ハイペット(4.1リットル) 燃焼時間:約10~12時間
・コロナ RX-2220Y (3.7L) 燃焼時間:約17時間
燃焼時間を見る限り、2泊キャンプでは足りず、1泊キャンプでも使い方次第では灯油が不足する恐れがあります。
かといって、一般的にホームセンターで販売されている18リットルの灯油タンクは「でかく」「重い」ためキャンプに持っていくのは現実的ではありません。
また、石油ストーブの燃料タンクは5リットル未満がほとんどですので、小型の灯油缶でも十分に要望を満たすことができます。
オススメ5選
キャンプに持っていきやすい5リットルサイズの灯油缶を紹介します。
【ポリタンク】 hunersdorff(ヒューナースドル) 5L タンク
自然に溶け込むオリーブカラーのドイツ製ポリタンクです。
給油キャップはチャイルドセーフ機構となっており子供が誤って開ける心配はありません。
高い密封性とデザイン性から、キャンパーに人気の商品です。
【ポリタンク】北陸土井工業 灯油缶 5L
「消防法適合品」のラベルが付いた、軽くて持ち運びしやすいポリタンク。
他メーカーと比較してお値段がお手ごろなのが魅力です。
【ポリタンク】No-Spill 1415 ガソリン缶 約5L
灯油タンクへの給油が楽なポリタンク灯油缶。
ボタンを押すことで給油が開始し満タンになると自動的に停止する便利さが人気です。
【金属】メルテック ガソリン携行缶 5L
金属性のため重い灯油缶ではありますが、平型のすっきりしたフォルムと積み重ねができるガソリン携行缶。
草刈り機などのガソリン用として人気がありますが、灯油缶としても使いやすくキャンプなどにも持っていきやすい形状です。
【金属】エトスデザイン(ETHOS Design) ガソリン携行缶 5.0L
「エスト缶」と呼ばれ、デザイン性・運搬性・給油のしやすさから人気のガソリン携行缶です。
灯油タンクへの給油は、キャップを取り外して注ぐだけでOK。持ち運び便利な肩下げベルトが付いています。
▼2.5リットルの少量タイプも人気です▼
まとめ
灯油を持ち運ぶのに便利な5リットル灯油缶を紹介しました。
冬キャンプにおいて、いかに暖かく過ごせるかによって快適さはかなり異なります。
特にファミリーキャンプでは、子供に寒い思いをさせると「もうキャンプ行かない!」となってしまうかも…。
連泊キャンプやガンガンストーブを使って暖かくしたい方は、灯油缶を賢く利用して快適な冬キャンプを楽しんでくださいね♪
written by 水木 幸