プラスチックは、戦後普及し大量生産・大量消費の世の中で便利だという事であらゆる分野で使用されてきました。しかし最近は、燃焼時のダイオキシン問題や海中のマイクロプラスチック問題などが叫ばれ、レジ袋の有料化やリサイクルなど環境と折り合いをつけて使用しサスティナブル(持続可能)な世界を作ろうと模索されています。
そこで今回は、環境に配慮したシャープナーが海外クラウドファンディングサイトにて販売されていますので紹介したいと思います。
環境に配慮したナイフシャープナーの名称は?
今回紹介する製品は、その名も「Sharp」と名付けられました。
開発者の思い
「Sharp」の開発者は、フランス在住の2人の若いエンジニアであるTom GodeboutとLouis Barbeです。
彼らは、自然界では決して分解されることのないプラスチックについて問題視し、その使用量を削減するためにリサイクル方法を模索してきました。その結果として今回紹介する「Sharp」が生まれました。
製品特徴
再生可能なリサイクルプラスチック製
「Sharp」の大部分は開発者が集めた廃プラスチックを色別に分別、細断処理を行い金型にて再成型して出来上がっています。また刻まれたロゴにはプラスチックの種類を示す番号が含まれておりリサイクルが可能です。
シャープナーとしても優秀
そもそも「Sharp」は、ナイフシャープナーです。どんな種類の刃物でも1度通すだけで切れ味がよみがえります。
携帯性の高いフォルム
「Sharp」は、持ち運びやすいように紐を通せる穴が開いており、アウトドアシーンでも気軽に携帯することができます。
カラーは4種類
「Sharp」のカラーバリエーションは青、黄、赤、黒の4色で好きな色を選択できます。
製品サイズ
価格と販売方法は?
「Sharp」は、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて販売されています。
価格は、1個の場合10ユーロ、2個では18ユーロ、10個まとめて購入では80ユーロとなっています。
まとめ
今回は、環境に配慮したナイフシャープナーである「Sharp」を紹介しました。
皆さんが物を購入される際に重要視される事の一つとして「コストパフォーマンス」と言うものがあると思います。しかしあまりコスパを追い求めるあまり廃棄物が大量に出て地球環境に悪影響を及ぼしていることも確かなのかもしれません。「Sharp」は、性能は当然のこと地球環境に配慮されサステナビリティ(持続可能性)を考えて制作されています。興味のある方はクラウドファンディングサイト「Kickstarter」をチェックしてみて下さい。