兵庫県三木市と言えば、現在ではグリーンピア三木跡地にできたNESTA RESORT KOBEが有名で、広大な敷地はキャンプやグランピングを楽しむこともできます。
しかし、元々三木市と言えば「金物の町」として有名で歴史的には豊臣秀吉(当時羽柴秀吉)が、別所長治が治める三木城を兵糧攻めした「三木合戦」までさかのぼり、三木合戦によって荒廃した城下町の復興の過程で発展しており、現在では左官職人が使う鏝(こて)のシェアは90%を超え、昔から鉛筆削りなどに使われている小刀「肥後守」も三木発祥です。
今回は、そんな三木市のアウトドアにも使える金物ブランドを紹介したいと思います。
鍬製造元の鍛冶屋が生み出したブランドとは?
今回紹介するのは、兵庫県三木市で1970年に創業した鍬を中心とした様々な農機具の製造を手掛ける「安隨(あずい)製作所」のブランド「millio(ミリオ)」です。
この「millio(ミリオ)」というブランド名は、ロゴマークにもある通り「安隨製作所」のシンボルマークである亀にちなみ「亀」のように皆様に末永く愛され続ける製品を作りたいとの思いを込めて、「Million years」の「Million=万年」から「millio」(ミリオ)と名付けられています。
「millio」の製品ラインナップとは?
「millio」は、鍛冶職人が「槌目」「ひねり」をキーワードに自由鍛造の技術を活かして生み出したアイアン製キッチン&インテリア雑貨を製造・販売しています。
アウトドアにて使用できそうな製品で言うと鍛造フライパンやパエリアパン、鍛造ソロ鉄板などがあります。
どの製品も練達の職人が鉄板から叩き出したもので、ほのかに残る槌目跡が味わいを深くしています。
特にユニークなのが鍛造ソロ鉄板で、正方形と長方形の2種類が存在し近年流行しているソロキャンプに使用できる逸品です。
また受注生産にも対応しており、自分だけのアイテムを製作してもらうことも可能です。
「millio」はどこで買える?
「millio」の製品は、自社の「millioショップ」で購入できます。
まとめ
今回は、金物の町・三木市のアウトドアにも使える金物ブランド「millio」を紹介しました。
鉄という金属は、使わなければ次第にさび付きますが、使用していけば使えば使うほど味が出る製品です。それが職人による手作りとなればなおさらです。人とは違うキャンプギアを持ってみたいなら「millio」は是非お勧めしたいブランドです。興味がある方は「millio」HPをチェックしてみて下さい。