冬季のキャンプの特徴は「寒さ」で、いい面と困った面があります。いい面としては寒さにより自分の気持ちや周りの景色が「凛」として清々しい気持ちを体験できることでしょうか。
困った面と言えば、活動している間は「寒さ」をしのげますがどうしても動きがない就寝時は冷気が身にこたえることです。可能であれば自宅の布団の中のような温かさを求めてしまいます。
そこで今回は、冬季キャンプの就寝時「すでに暖かい」シュラフが新発売されますので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する商品は、2015年に登場したアウトドアブランド「NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)」から販売されています。
「NEUTRAL OUTDOOR」は、日常生活から離れて自然のなかで 「ニュートラル=中立」な自分を取り戻す時を過ごして欲しい、という想いから名付けられています。自然な素材感と快適な使い勝手を持ったアイテムを開発・発売しています。
「NEUTRAL OUTDOOR」の新製品は?
今回紹介する「NEUTRAL OUTDOOR」の新製品は、「ヒートシュラフ」といいます。
製品特徴
就寝する時にはすでにシュラフが暖かい
「ヒートシュラフ」の最大の特徴は、パネルヒーターを内蔵していることです。お手持ちのモバイルバッテリーを接続し電源を入れ約5分間経つと、就寝前にぽかぽかなシュラフが出来上がります。
熱源は3か所で全身が暖かい
「ヒートシュラフ」のパネルヒーターは冷えを感じやすい首、腰、足元の3か所に配されており、すぐに体全体が温まります。
3段階の温度モード
温まると言っても、必要な暖かさの度合いは人それぞれです。「ヒートシュラフ」では温度モードが、低温・中温・高温の3モードが存在し、好みの温度に設定することができます。
また各モードは、スイッチによって容易に切り替え可能で、どのモードであるかもランプにて確認可能です。
シュラフ以外の用途にも
「ヒートシュラフ」は、温度調節可能なフロントダブルジッパーによって上半身は温めたまま足を出すことができ、さらに足元のシュラフは背面にベルクロにて留めることができるため、着用したまま歩き回ることも可能です。
またサイドにはアームホールも存在し冒頭の画像のようにダウンジャケットのような使い方もできます。
製品仕様
展開サイズ | W80×L200cm |
収納サイズ | Φ25×H40cm |
本体生地 | ポリエステル |
重量 | 約2kg |
発熱時間/温度目安
| 高温:約3時間50-55° 中温:約5時間45-50° 低温:約7時間40-45° ※ヒートモード無しの推奨温度:快適使用温度15℃、下限使用温度10℃、限界温度0℃ ※ヒートモード有りの推奨温度:快適使用温度5℃、下限使用温度0℃、限界温度-10℃(10000mAhのバッテリーを使用の場合) |
対応モバイルバッテリー | 5V/2A 、容量5000mA以上、USB給電タイプ |
適応身長 | 140~190cm |
販売開始日と価格は?
「ヒートシュラフ」は、2020年11月1日販売開始予定で、価格は9,000円(税別)となっています。
まとめ
今回は、冬季キャンプの就寝時「すでに暖かい」寝袋「ヒートシュラフ」を紹介しました。
「ヒートシュラフ」は、キャンプ場にて普段はダウンジャケットのように使用し、就寝時はパネルヒーターによって温められ心地よい就寝を得られるという、人間を良い意味でダメにしてしまう製品です。またヒーターを使用しなければ普通のシュラフにもなりますのでオールシーズン対応となります。となるとさらにコストパフォーマンスの高い製品となっています。
興味のある方は、neutral outdoor.comをチェックしてみて下さい。